【安田記念・血統調査】初GI挑戦フィアーノロマーノ 父が好走を後押し

2019年05月30日 21時31分

ダービー卿CTで重賞初制覇を飾ったフィアーノロマーノ

【安田記念(日曜=6月2日、東京芝1600メートル)血統調査】重賞初挑戦だった昨春の京王杯SCでは18着と大敗を喫したフィアーノロマーノは、ダービー卿CTでは後にヴィクトリアマイルで2着に好走したプリモシーンを抑えて重賞初制覇。3歳1月のデビュー以来、休養を挟みながら着実に力をつけてきた。遅生まれの南半球産の大型馬でもあり、まだまだ良化の余地を残している。

 父のファストネットロックはデインヒル産駒の豪州産馬。ライトニングS(芝1000メートル)、オークレイプレート(芝1100メートル)のGI・2つを含む重賞6勝を挙げ、豪最優秀3歳牡馬、豪最優秀スプリンターに選ばれた。

 種牡馬としては豪1000ギニーの勝ち馬で、豪最優秀3歳牝馬のアトランティックジュエル、オーストラリアンギニーズなどGI・4勝のモシーンなどを送り、豪チャンピオンサイアーに2度輝いている。

 シャトル先の欧州でも英オークスのクオリファイ、英チャンピオンSのファッシネイティングロックなどがGIタイトルを手にしている。

 フィアーノロマーノの母ハートアシュリー(父ライオンハート)はGIIIミスプリークネスS、GIIIシカダSなど北米6勝。産駒に豪GIII・MRCジェフリーベルメインS3着のアメリストラリアがいる。また、祖母プリティンスマートの産駒には米GIゴールドCアットサンタアニタSの勝ち馬キューピッドがいる。

 いずれはトップマイラーとしての活躍が期待されるフィアーノロマーノ。初のGI挑戦でどのような競馬を見せてくれるか、楽しみだ。