【日本ダービー・後記】クビ差2着ダノンキングリー 戸崎圭悔し「あそこまでいったのだから」

2019年05月27日 21時33分

クビ差で敗れたダノンキングリー。戸崎圭は昨年に続く日本ダービー2着となった

 26日、東京競馬場で行われた第86回日本ダービー(芝2400メートル)は12番人気のロジャーバローズ(牡・角居)が優勝。皐月賞1~3着馬のいわゆる“3強”対決に注目が集まったが、その3強はダービーの栄冠には手が届かなかった。2着惜敗のダノンキングリーの走りを振り返る。

 皐月賞1~3着で形成された「3強」。そこでは小差3着に競り負けたダノンキングリーが2冠目の舞台で上位2頭を逆転し、形の上ではリベンジを果たした。ただ、もう一頭、まさかの伏兵馬が前にいたことだけが想定外だった…。

 けれん味のない逃げを打ったリオンリオンから離れた好位のインを追走。ポジション的にはベストだったろうし、3強の中ではもっとも早く仕掛けて動いたのも結果的には正解だっただろう。ラスト3ハロンは12秒0→11秒9→12秒0。失速することなく押し切った勝ち馬を褒めるしかあるまい。ただ、戸崎圭にとってはエポカドーロで半馬身差2着だった昨年と同じ着順で、しかも今回はわずかクビ差。

「馬はダービー仕様でいい雰囲気だった。返し馬や道中もゆったりと運べた。思うようにいけたんだけど…。あそこまでいったのだから悔しい」と唇をかんだ。

 馬自身も春2冠は3→2着。ともにタイム差なしだから世代トップの能力は疑いようがない。懸念材料だった2400メートルの距離も「大丈夫だった」(同騎手)としっかりクリアした。「馬は頑張ってくれたし、いいレースはできた。(位置取りなどは)それは競馬なので…」と萩原調教師。

 現時点で秋のプランは未定だが、距離をこなしたことで秋の選択肢は広がる。ダービー馬となったロジャーバローズや3強を形成したヴェロックス、サートゥルナーリアとの再戦があるのかどうか? いずれにせよ、悲願のGIタイトルがすぐ手の届くところにあるのは間違いないだろう。