【日本ダービー・後記】3着ヴェロックス 川田「全力の競馬をしてくれた」

2019年05月27日 21時32分

川田=ヴェロックスは力を出し切ったが、3着が精一杯だった

 26日の第86回日本ダービー(東京芝2400メートル)で逆転Vを狙ったヴェロックスは、激しい接戦を演じた上位2頭(ロジャーバローズ、ダノンキングリー)から2馬身半離れた3着でゴール。皐月賞馬(サートゥルナーリア)の追い上げは封じたものの、勝ち負けには加われず、見せ場もつくれなかった。

「目標としていたサートゥルナーリアは逆転できたんですが…」。川田がそう振り返ったように、対皐月賞馬では完勝だった。道中では3~4馬身ほど前を進み、直線では外から一度前に出られたもののゴール前で盛り返して逆に半馬身突き放した。

「すごくいい雰囲気で競馬を迎えられたし、全力の競馬をしてくれました」

 前2頭にはやや水をあけられたが、よどみなく流れて仕掛けどころが難しい展開、前が止まりにくい馬場などを考えると、主戦の言葉通り力は出し切ったと見るべきだろう。

 管理する中内田調教師も「展開負けした部分はあるけど、馬は一生懸命頑張ってくれた。最後はよく伸びて力を出してくれた」。敗因を強調することなく、馬の頑張りをたたえた。

 高速馬場の恩恵はあるとはいえ、2分23秒0の走破時計は例年なら十分にVレベル。秋のリベンジは決して可能性の低いものではないはずだ。