【日本ダービー】エメラルファイト相沢郁調教師「少なからずチャンスはある」

2019年05月22日 21時32分

エメラルファイトと石川裕紀人は固い絆で結ばれている

【日本ダービー(日曜=26日、東京芝2400メートル)聞かせて!核心】トライアルのスプリングSを制しながらも、皐月賞は無念の出走断念となったエメラルファイト。そのうっぷんを晴らすべく、日本ダービーに臨む陣営の手応えはいかほどか? 管理する相沢郁調教師(59)の胸の内を聞いた。

 ――皐月賞回避の経緯をあらためて

 相沢郁調教師:レース1週前の土曜に右前肢を捻挫するアクシデントがあったんだ。症状が軽かったのは不幸中の幸い。その後は放牧には出さず、在厩でじっくり立て直した。今はもう何の問題もない。

 ――NHKマイルC出走という選択肢もあった

 相沢郁調教師:そこに無理に間に合わせるよりも、とにかくダービーに万全で出したいという気持ちで仕上げてきた。1週前追い切りは時計こそ予定より遅かったが、馬体や動きから順調なのは間違いない。

 ――これまでの距離経験は1800メートルまで

 相沢郁調教師:確かに馬体は少し詰まった感じだが、母父がスペシャルウィークだし、今の芝コンディションを思えば、スタミナ勝負というのは考えにくい。総合的に距離は大丈夫だと思っている。

 ――勝負のポイントは

 相沢郁調教師:馬場を考えれば後方一気は無理だろうから、まずは位置取りかな。この馬がこれまで負けた競馬は出遅れが響いたケースが多い。その意味で中間はゲート練習も積んだ。前走のように中団より前で運びたいね。

 ――皐月賞上位馬との力関係は

 相沢郁調教師:チャレンジャーの立場に変わりはないが、朝日杯FS(6着)で最速上がりをマークしたように、この馬も相当な決め手は秘めている。立ち回り次第で差のない走りができるはず。

 ――初めて師弟で臨むダービー

 相沢郁調教師:人気がない分(石川)ユキトだって気楽に乗れるだろう。とにかく上がりの脚をどれだけ使えるか。リズム良く運んで持ち前の末脚を生かしてほしいね。今の馬場では、上がりの脚を持っている馬じゃなければ来れない。その意味でこの馬にも少なからずチャンスはあるはずだからね。