【日本ダービー】末脚自信レッドジェニアル 酒井との関係強化で一発も

2019年05月21日 21時31分

まだ成長段階ながら秘めた能力は高いレッドジェニアル。中間も元気いっぱいだ

【日本ダービー(26日=日曜、東京芝2400メートル)dodo馬券】時は来た! 日曜の東京競馬場で3歳の頂上決戦・第86回日本ダービーが行われる。サートゥルナーリアを中心にした皐月賞上位馬に人気が集中しそうだが、忘れてならないのが京都新聞杯組。〝西のダービー最終便〟として、これまでも本番で幾多の活躍馬を出してきた重賞だ。令和元年のダービー馬は、令和最初の重賞ウイナーかもしれない。

 京都新聞杯が現在の開催時期に移行した初年度(2000年)は、優勝馬アグネスフライトが日本ダービーも制覇。13年はキズナが勝って世代の頂点に立った。それ以外にも同レースの勝ち馬はハーツクライ(04年)、インティライミ(05年)、サトノラーゼン(15年)が大一番で2着に好走している。マークを怠れないレースというのはもちろんで、ましてや今年の京都新聞杯は5月4日の開催。令和初のJRA重賞だけに、その勝ち馬レッドジェニアルには自然と注目が集まる。

 鵜木助手も「ダービーとは相性のいいレースですからね。人気薄ではありましたが、それだけでも強みになる」と笑みを浮かべる。確かに京都新聞杯は11番人気と超のつく低評価。ただ、それ以前の成績は4戦して最低着順は4着だ。そのアザレア賞にしても、勝ち馬からわずか0秒3差。要は相手なりには走れたわけで、しかも前走を含めて出走馬上がり最速は3回。しっかりとした決め手も見せた。

「デビューから1、2走は後ろから。出していったらかかりそう、とのことでした。酒井騎手に手が替わって3戦目で未勝利を勝てましたが、いろいろ模索しながらだったんです。だからアザレア賞は試すというか、酒井騎手なりに考えがあったのでしょう。3度目のコンタクトで手の内に入れてくれた」

 確かに懸念されていたゲートもスッと出たし、前に壁をつくって折り合いもスムーズ。同助手の言う通り、完全に馬のキャラを把握したような騎乗だった。もちろん「精神的にどっしりしてきた」という内面の成長も大きい。2度目の12ハロンにも懸念材料は皆無と言えそうだ。

「輸送もあるので体は減っているかもしれないが、元気いっぱいですよ。末脚勝負ならいい脚が使えますからね。本格化は秋以降でしょうけど、今のところはいい感じに調整できています」

 本格化が先ということは、まだ前走からのプラスアルファも見込めるということ。信頼関係の強化された人馬に相性のいいステップレースV…。一発があってもおかしくないだろう。