【オークス・血統調査】ラヴズオンリーユー 牝系は世界レベルで距離延長の不安なし

2019年05月16日 21時31分

忘れな草賞を楽勝し、3連勝を飾ったラヴズオンリーユー-(左)

【オークス(日曜=19日、東京芝2400メートル)血統調査】桜花賞馬グランアレグリア不在となった今年のオークス。本来なら桜花賞2着のシゲルピンクダイヤが本命視されてもおかしくないところだが、同馬はダイワメジャー産駒だけに距離延長に不安がある。加えてグランアレグリアには2馬身半差をつけられただけに、ここは別路線組に期待したい。忘れな草賞を楽勝し、無傷の3連勝を飾ったラヴズオンリーユーだ。

 こちらは全兄にドバイターフ(芝1800メートル)の勝ち馬で、菊花賞で2着したリアルスティールがおり、血統的に距離延長に対する不安がない。

 母ラヴズオンリーミー(父ストームキャット)は米国産の不出走馬。ディープインパクトとの配合では、この両馬のほかにもラングレー(毎日杯4着、ロードラングレーに馬名変更してオーストラリアに移籍)、プロディガルサン(東京スポーツ杯2歳S、東京新聞杯各2着)を出している。

 祖母モネヴァッシア(父ミスタープロスペクター)は大種牡馬キングマンボの全妹という良血。全欧2歳牝馬チャンピオンのランプルスティルツキン、愛GIIIバランシーンSのアイアムビューティフル、GII愛ダービートライアルS・2着のタワーロックを産み、繁殖として成功した。

 さらに、曽祖母ミエスクはBCマイル連覇などGIを10勝した80年代の世界最強マイラー。まさに世界レベルの牝系だ。多くの活躍馬が出るディープインパクト×ストームキャットの配合に、またひとつビッグタイトルが加わる。