【ヴィクトリアマイル後記】4着ラッキーライラック陣営はサバサバ「もっと距離があってもいいタイプ」

2019年05月13日 21時31分

1番人気のラッキーライラックは4着

 12日に行われたマイル女王決定戦・第14回ヴィクトリアマイル(東京芝1600メートル)で、1番人気のラッキーライラックは4着に終わった。

 またしても復権はならなかった。一旦は勝ちパターンに持ち込んだものの、すぐにノームコア(1着)、さらに外からプリモシーン(2着)が迫る。残り1ハロン過ぎからは3頭による激しい叩き合い。鞍上・石橋のステッキに応えてラッキーライラックは最後の力を振り絞ったが、懸命の抵抗もここまで。ゴール直前にはクロコスミアにも差されて4着に沈んだ。

「前走(阪神牝馬S=8着)は安全策で失敗したので、今日はゲートを出して行って、その後のペース次第で位置を決めようと思っていた。3コーナーではさすがに速いと思って少し下げたが、馬は上手に折り合って走っていた。自分のレースはできたんだが…」と石橋。前走が不本意なレースだっただけに今回は心中期するものがあったが、またしても勝負の女神はほほ笑まなかった。

 一方、管理する松永幹調教師はサバサバしたもの。「上手な競馬ができたけど、時計が速いよね。マイルを専門とするプロフェッショナルが相手だと、切れ負けしてしまう。この馬はもっと距離があってもいいタイプだから」。確かに着差はレコードからわずか0秒1。決して能力が衰えたわけではあるまい。今年初戦の中山記念でクビ差の接戦を演じたウインブライトは晴れてGI馬になった。ラッキーの復活はそう遠くはないはずだ。