【ヴィクトリアマイル・血統調査】東京マイル戦が得意なレッドオルガの一発を期待

2019年05月09日 21時33分

東京のマイル戦を得意とするレッドオルガ(手前)

【ヴィクトリアマイル(日曜=12日、東京芝1600メートル)血統調査】重賞未勝利ながら、一流マイラーを兄姉に持ち、自身も〈2・1・1・0〉と東京のマイル戦を得意とするレッドオルガに一発を期待する。

 母エリモピクシー(父ダンシングブレーヴ)はエリザベス女王杯を制し、秋華賞でも2着になったエリモシックの全妹にあたる。エリモピクシーは京都牝馬S、愛知杯、福島牝馬S各3着、エリザベス女王杯4着と、競走成績では姉には及ばなかったが、繁殖成績では、はるかに姉をしのぐ。

 初子のリディル(父アグネスタキオン)がデイリー杯2歳S、スワンSと重賞2勝を挙げ、続くクラレント(父ダンスインザダーク)もデイリー杯2歳Sを兄弟制覇するなど重賞を6勝した。リディルの全弟になるレッドアリオンもマイラーズC、関屋記念を勝った。

 以後はディープインパクトが続けて配合され、サトノルパンが京阪杯を勝ち、スワンS、ファルコンS各2着。レッドベルダこそ3戦未勝利に終わったが、レッドオルガの1歳上のレッドアヴァンセは牝馬3冠すべてに出走すると、古馬になって阪神牝馬S2着、ヴィクトリアマイル、富士S各3着と重賞戦線で活躍した。

 キングカメハメハに父が替わった現4歳のレッドヴェイロンもアーリントンC、NHKマイルCで連続3着と、好走している。成長力があり、息が長いのもエリモピクシー産駒の特長。レッドオルガは骨折による休養があり、まだキャリアは少なく、伸びシロも大きいはず。エリモピクシー産駒として、初のGI制覇なるか注目だ。