【NHKマイルC】アドマイヤマーズ 桜の女王グランアレグリアを返り討ちだ!

2019年05月03日 21時02分

桜の女王を返り討ちだ!アドマイヤマーズが牡馬の意地を見せる

【NHKマイルC(日曜=5日、東京芝1600メートル)新バージョンアップ作戦】平成最後のGI天皇賞・春を見事◎フィエールマンで射止めた明石尚典記者。そして今週は年号が替わって令和最初のGI、舞台を東京競馬に移して第24回NHKマイルCがターゲットとなる。現在の東京は先週の京都同様、超高速馬場。時計的な裏づけがない馬では苦戦必至と見切った明石記者の狙い馬は!?

 開幕週のフローラSで10ハロン1分59秒5の好時計が飛び出せば、先週の3歳500万下では8ハロン1分32秒9の高速決着。例年以上に良好な馬場レベルを保つ現状では、1分31~32秒台前半の想定Vタイムが妥当な線と言えようか。

 時計のハードルが上がれば、逆に伏兵台頭の可能性はグッと下がるのが常。これまでに1分31~32秒4内のVタイムを叩き出した4頭の自身前後3ハロンラップ合計が68秒7~69秒5なら、絶対能力の差が結果に直結する可能性は極めて高い。となれば、無理な穴狙いはご法度。実績上位馬の序列の見定めに全力を注ぎたい。

 注目を一身に浴びるのは桜花賞をレースレコードで駆け抜けたグランアレグリア。Vタイム1分32秒7&自身前後3ハロン合計69秒1(35秒8→33秒3)を叩き出して、数字の上では一歩、いや二歩抜け出した格好だが…。その桜の女王を朝日杯FSで一蹴したのが◎アドマイヤマーズだ。

 新馬→中京2歳Sで走破時計を一気に3秒詰めて、自身前後3ハロンラップ合計も71秒2→70秒3へと大きくジャンプアップ。4ハロン通過49秒5の緩ペースに足を引っ張られたデイリー杯2歳Sこそ数字を落としたものの、大一番の朝日杯FSでは再び持ち時計&自身前後3ハロンラップ合計を更新。前3ハロン36秒0+後3ハロン33秒9=69秒9のアドマイヤマーズに対して、グランアレグリアは35秒6+34秒6=70秒2。自身ラップで0秒3の差をつければ、着差(0秒4)通りの完勝の見方でOKだ。

 グランアレグリアのマイル4戦は前後半4ハロン差2秒2→2秒6→1秒5→2秒7といずれもスロー。それに対しアドマイヤマーズは、皐月賞で前後4ハロン46秒6→46秒9のイーブン&ラスト4ハロン加速ラップとタフな流れを経験。これはキャリアの浅い3歳馬にとって大きなアドバンテージとなることは間違いない。

 アーモンドアイの記録を塗り替えた桜花賞を機に、両馬の立ち位置が大勢逆転した感のある下馬評だが、実際に直接対決で圧倒したのはアドマイヤマーズの方。距離の壁に挑んだ今季2戦(共同通信杯2着→皐月賞4着)が善戦止まりとはいえ、4戦4勝のマイルに戻れば主役の座は譲れまい。