【NHKマイルC】ハッピーアワー武幸四郎調教師 藤沢和厩舎での研修時代に忘れられないひと言

2019年05月02日 21時32分

ファルコンS優勝時のハッピーアワーと武幸四郎調教師

【平松さとしの重賞サロン】武幸四郎調教師が騎手としてデビューしたのは1997年。デビュー2日目にはGIIマイラーズCを11番人気のオースミタイクーンで優勝。父・武邦彦厩舎の馬によるこの勝利が、自身の初勝利でもあったことは広く知られている。

 その後、GIジョッキーにもなったが、2017年には調教師免許を取得。翌18年3月に開業すると、初日(3日=阪神)初出走のグアン(1R)が兄の武豊騎手を乗せて1着。続いて出走させたフォレストタウン(8R)も先頭でゴールを切り、いきなり2連勝で調教師としてのキャリアをスタートさせた。

 開業する前年の17年、技術調教師時代は伯楽・藤沢和雄調教師に師事し、厩舎で研修をした。その間にソウルスターリングがオークスを、レイデオロがダービーを勝利。「良い時に藤沢厩舎へ行ったね!?」と周囲から言われた技術調教師が返した言葉が忘れられない。

「藤沢先生には様々なことを教えていただきました。それはレースに勝ったとか負けたとかとは関係なく、勉強になりました」

 本当に大事なことは何かをしっかり捉えているその返答に感心したものである。

 その武幸四郎師が今週のNHKマイルCにハッピーアワーを送り込む。藤沢厩舎のグランアレグリアとの好勝負を期待したい。