【3歳クラシック指数=スイートピーS(28日、東京芝1800メートル)】カレンブーケドールが出遅れを挽回して先頭ゴールイン。1着馬だけに与えられるオークスの優先出走権をゲットした。
展開が向いての差し切りだと高い評価は与えられないが、5ハロン通過は62秒4のスロー。
「自分からポジションを上げて行かなければならない」(津村)という状況を克服しての押し切りVは、高い能力の証明となる。
そもそも新馬戦(2着)のアタマ差勝ち馬はダノンキングリー(GI皐月賞3着)、4着だったGIIIクイーンCの1、2着馬はGI桜花賞で3、5着だから1勝馬でもここでは格上的な存在だった。
「操縦性が高いタイプ。距離はまったく問題ない」(国枝調教師)ならば、オークスの舞台設定はもってこい。指数「73」でランクインだ。