【天皇賞・春=東西記者徹底討論】軸に最適エタリオウか上昇フィエールマンか

2019年04月24日 21時33分

「最強の1勝馬」エタリオウ。悲願のタイトル奪取なるか!?

【天皇賞・春(日曜=28日、京都芝外3200メートル)東西記者徹底討論】平成最後のJRA・GIは最強ステイヤーを決する第159回天皇賞・春。「独創」荒井&「分析官」岡崎は「昨年の菊花賞上位馬の争い」で入りは一致しながらも、例によって本命選択で意見は割れた。平成を華麗に締めくくり、令和のスター予想家に躍り出るのは果たしてどっち!?

 荒井敏彦(東京スポーツ):なんか最近、気温の寒暖差が激し過ぎないか。街歩きで周りの服装を見てても季節がよく分かんないっていうか。

 岡崎翔(大阪スポーツ):電車とか最悪ですよね。乗り換えごとに脱いだり着たりの繰り返しで。

 荒井:隣に座ったオネエちゃんなんかさ、薬局で風邪薬と日焼け止めを一緒に買ったってさ。

 岡崎:それは単なる自己管理不足なだけでは…。
 荒井:昼間はOLなんだと思うしさ。頑張り屋さんなんだろ。

 岡崎:思うし?

 荒井:そのあたりはもっと通わないと、詳細な情報までは…。

 岡崎:そんな情報はいらないですから、予想のヒントをくださいよ。ドバイ、香港って海外も選択肢に入るなかで、大阪杯がGIに昇格してからはさらに天皇賞・春に有力馬が集まりにくくなっています。当然、混戦になってしまいますよね。まあ、昨年の菊花賞上位馬が揃って出走してきたのが救いですけど。

 荒井:そう、だから簡単じゃないか。

 岡崎:菊花賞上位馬を買えばいいってことですか? まあ、確かにそうするしかないと思って◎エタリオウにしましたけど。菊花賞をはじめ、ここまで2着7回の1勝馬。とにかく詰めの甘い馬だと認めざるを得ませんが…。

 荒井:よく言えばトップレベルと戦っても崩れないんだよな。

 岡崎:詰めの甘さは普段の調教を見ると納得。極端に言えば、先頭に立ちたがらないんです。裏を返せば、自分で加減しながら高いパフォーマンスを続けているということ。潜在能力は相当で、連軸としての信頼度は高いんじゃないですか。

 荒井:オレもほぼ同じ見方だが、それなら対抗にすべきじゃないか? 勝つのは◎フィエールマンだろ。

 岡崎:菊花賞はスローでスタミナを要求されない流れでしたから。当時と着順が入れ替わっても驚きはありませんよ。

 荒井:瞬発力勝負になったのは確かだが、オレは菊花賞での直接対決組に逆転されるとは思えない。それを裏付けるのが中間の稽古内容だな。

 岡崎:あれ、いつから調教重視のスタイルになったんですか?

 荒井:うるさいな。ゴール前も手応えたっぷりで躍動感が出てきている。前走のアメリカJCC(2着)は追いだしを我慢する形になって届かなかったが、ここを見据えたレースにも見えたからな。体形とか走りは確かにステイヤーじゃないけど、能力的にこのメンバーには負けてほしくない。

 岡崎:ボクは距離適性重視で、ユーキャンスマイルを相手筆頭に。ダイヤモンドSは直線で馬群を縫うようにして抜け出してくる余裕たっぷりのレース運び。右にモタれる癖がキツくて出世が遅れたけど、長距離でパフォーマンスをしっかりと上げてきました。

 荒井:ダイヤモンドSからの直行は正解かも。3月の前哨戦は馬場の悪いレースが続いたからな。まあ、右回りは多少、信頼度が落ちるにしても、押さえってわけにはいかないよな。

 岡崎:他で揃って印を回したのはグローリーヴェイズとメイショウテッコンですか。

 荒井:とくにグローリーヴェイズはそう差はないと思うぞ。日経新春杯で初重賞勝ちを決めた京都巧者だしな。当時の京都開催は例年ほどインが有利ではなかったが、今の高速馬場で同じような競馬ができれば…。菊花賞(5着)時の差は相当埋められるんじゃないかな。

 岡崎:そういう意味では前に行けるメイショウテッコンもマークは外せません。

 荒井:成績にバラつきはあるけど、自分のリズムで運べればってところか。

 岡崎:それと穴で強調したいのがロードヴァンドールです。前走の阪神大賞典はとにかく驚き。調教の動きが完調手前なら、レースでは玉砕覚悟のサイモンラムセスにとことん競られてペースを落とせなかった。大失速しても不思議ない形での3着粘走ですから相当なスタミナですよ。追い切りの動きに大幅な良化が見て取れるし、鞍上が横山典となれば、2004年のイングランディーレのような大逃げがありそうな予感がします。

 荒井:それにしても平成最後のGIが天皇賞という緊張感。当日はどんな気持ちになるんだろうな。

 岡崎:いまさらそんなこと言うくらいなら、フリに軽々しくオネエちゃんの話なんかしなけりゃいいのに…。

※エトキ=「最強の1勝馬」エタリオウ。悲願のタイトル奪取なるか!?