【天皇賞・春】フィエールマン手塚調教師「京都の外回りが一番合う舞台」

2019年04月24日 21時32分

唯一のGI馬フィエールマン。貫禄を示せるか!?

【天皇賞・春(日曜=28日、京都芝外3200メートル)聞かせて!核心】強い4歳世代の一角フィエールマンが満を持して天皇賞・春に参戦する。わずかキャリア5戦の身ながら、ここまで3勝、2着2回といまだ底を見せておらず、菊花賞を3か月半ぶりの異色ローテで制するなど、鉄砲実績も十分。果たして勝算はいかに!? 管理する手塚貴久調教師(54)を直撃した。

 ――前走のアメリカJCCはアタマ差2着に敗れた

 手塚調教師:放牧から帰厩した後、軽い熱発があって…。順調さを欠く形になりました。稽古の動きも本当にいいころと比べるともうひとつ。最後に伸びを欠いたのはそのあたりの影響かと。それに斤量も1キロ重かったわけですからね。やむを得ない敗戦だったと思っています。

 ――その後はこの一戦に向けて調整してきた

 手塚調教師:2週前、1週前と追い切りでは予定通りの時計が出せた。とくに先週は最後に少し脚を伸ばす形で、動きも良かったですね。この中間は順調にきていて、今のところ調整過程は申し分なし。非常にいい状態です。直前はルメール騎手が“乗る”と言ってくれている。そこで馬の状態を確認してもらえれば。

 ――3200メートルは初めての距離となる

 手塚調教師:菊花賞で3000メートルを経験して、結果も出しているといっても、今回はさらに1ハロン延びるので“ドンとこい”とはいかないと思います。流れが遅くてもかかる馬ではないが、逆に道中、速くなればスタミナを消耗しますからね。ただ、京都の外回りが一番向いている舞台だとは思っています。少なくとも中山が合っているとは思えないし、特に前走のような2200メートルでは前に行った馬が有利ですから。

 ――強い世代の一頭として主役の一翼を担う

 手塚調教師:この馬に求められているものはすごく大きいですが、幸い菊花賞を勝った時と同じくらいの雰囲気で臨めそう。あとはゴールデンウイークの影響が出そうな中での輸送なので、そのあたりを用心したいですね。菊花賞の時と同じように(レースの)2日前に輸送してスクーリングをする予定です。