【香港GIクイーンエリザベスII世C】ウインブライト 主戦・松岡の本気度MAX「レベルの高い状態に仕上がった」

2019年04月23日 21時31分

【香港GIクイーンエリザベスII世C(日曜=28日、日本時間午後5時40分発走=シャティン競馬場芝2000メートル)日本馬情報】香港チャンピオンズデーのGI・3競走の中で最も注目を集めるクイーンエリザベスII世Cには日本馬3頭が参戦する。実績ではすでにGI勝ちのあるディアドラ、リスグラシューの牝馬2頭だが、勢いなら中山金杯→中山記念と重賞連勝中のウインブライトだろう。悲願のタイトル奪取に向けて、陣営のボルテージは日増しに高まっている。

「これまでGIの壁にことごとくはね返されてきた馬が、充実期を迎えた今、どこまで戦えるか。今年を占う一戦なのは確かですね」

 管理する畠山調教師がこう口にする通り、皐月賞から始まった過去4度のGI挑戦は8→15→12→9着。見せ場もつくれずに終わってきたが、今年こそは違うはず――。陣営がその思いを強めたのが、2年連続Vを決めた前走の中山記念だ。昨年より2秒1も速い1分45秒5のV時計もさることながら、並み居るGI馬5頭を相手に快勝。主戦・松岡は何より昨年との質の違いをアピールする。

「傑出した切れ味があるわけではなく、総合力で勝負するタイプ。そこに磨きをかけたいと思い、これまでずっと関わってきた。前走はスッと位置を取って、道中で折り合い、しっかりしまいを使う理想的な競馬。課題のトモがしっかりしたことで〝テンよし中よししまいよし〟の競馬がやっとできるようになった」

 大阪杯(12着)を選択した昨年と違い、今年は一転、香港を選択したのも実は鞍上の意向が大きい。

「中山記念でしっかり仕上げていたし、(昨秋の)富士Sから使い詰めだったのでリフレッシュする間隔を取りたかった。そのかいあって今回も攻め込んで、レベルの高い状態に仕上がっています。もちろん人馬ともに初コースとなるけど、オーバーシードの芝は向きそうだし、自分にはアイルランドやシンガポールで騎乗した経験がある。決して難しいコースとは思っていない」(松岡)

 ひと足早く20日に美浦を出発したウインブライトを追いかける形で、松岡も22日に香港入り。前日に乗った感触を確かめたうえで、24日の最終追い切りのメニューを決める算段だ。

「美浦でしっかり息はつくってきたし、あとは反応などの確認作業。実績からマークすべきはGI2勝のエグザルタント(香港ヴァーズ、香港ゴールドC)になるのかな。おそらくペースは遅くなるし、真後ろにじか付けして直線でかわすイメージはできている」と松岡。

 悲願のGIタイトル奪取に向けて、本気度マックスの参戦なのは間違いない。

【JRAが馬券発売】香港チャンピオンズデーに行われるクイーンエリザベスII世C(8R)とチェアマンズスプリントプライズ(6R)の馬券発売は、インターネット投票はレース当日の午前7時から。締め切りは発走予定時刻4分前(枠連発売なし)。UMACA投票(キャッシュレス)は導入されている福島、東京、中京、京都、阪神の各競馬場、新白河、銀座、難波、神戸(A館)の各ウインズの計9事業所(発売時間等、詳細はJRAホームページでご確認ください)。