【有馬記念】レイデオロ藤沢和調教師 ファン投票1位に「結果もそうなるといいな」

2018年12月21日 21時01分

藤沢和調教師とレイデオロキャップをかぶった稲富(右)

【有馬記念(日曜=23日、中山芝内2500メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。つい最近、秋競馬が始まったかと思えば、もーういーくつねーるとーあーりまーきねーんっ♪ 年取るわけだわっ!

 先週、美浦トレセンへお邪魔した際に、ファン投票1位のレイデオロについて藤沢和雄先生にちゃっかりお話をうかがっちゃいましたので、まずはそちらから。

「追い切りに乗ったクリストフ(ルメール)は“順調にきている”と。天皇賞(秋)を勝たせてもらった後、少し疲れが出たこともあってジャパンCはパス。ここ一本で調整してきたからね。

結果的にクリストフは他の馬(アーモンドアイ)で(JCを)勝って、中間のレイデオロの体調も良くてで…ご機嫌でしたね。これで“状態が悪い”とか言われたら、こっちが怒っちゃうよ(笑い)」

 今年のGIシリーズで一番目立ってるルメール騎手が上機嫌となると…。あっ、それよりまず言っておかなければならなかったことが…。ファン投票1位おめでとうございます!

「ありがたいことです。いつも応援していただいているのに、うまくいかないこともあるんだけど…。ファン投票1位って突きつけられちゃったら、もう逃げようがないよね。締め切っちゃって順位は変わらないわけだから、結果もそういった結果になるといいなって思っています」

 藤沢先生らしい喜び方にこちらもニンマリ。ファン投票1位の期待を背負って走る姿を見られるなんて、ワクワクするなぁっ。

「有馬記念はその年の総決算。この暮れの時期までコンディションを保つのは、それまでのレースがあるから、なかなか難しいんですよ。ただ彼の場合は間隔を十分に空けて使っているので、疲れもなく、すごく状態は良さそう。本当に楽しみにしています」

 こっちも楽しみすぎて…。今からイレ込まないように気をつけよっと。

 ファン投票といえば、堂々3位にランクインしたのは平地でも連勝中のオジュウチョウサン。こちらも取材せずにはいられませんな。担当の長沼厩務員にお話を聞かせていただきましたっ。障害と平地では調教の仕方も大きく違ったりするんでしょうか?

「2走前の開成山特別で初めて(武)豊君が乗ったとき“道悪にノメってた”と。スタッフ一同、道悪は得意と感じていたからあれ?ってなって。思い返せば、あの時は障害を飛ばす調教をしていなかった。それで後ろの少し緩い部分がはまっていなかったのかな、と。それで前走の南武特別の前に障害を飛ばしたら、うまくはまってくれて。豊君も“前より全然いい”と言ってくれたんだよね」

 障害を飛ばして体調を整えるということですかっ! なるほど“強さの秘訣ここにあり”ですな。改めてオジュウチョウサンの一番の強みはなんですか?

「メンタルが強いですよね、僕は弱いけど(笑い)。いざとなったときには本当に強いし、とにかく負けず嫌い。“お前、余計なことすんじゃねぇぞ”って、この子に言われてるような気になるときもありますよ(笑い)」

 か、かっこいい…。俺様な感じ。ついていきますっ! ちなみにお父様が有馬記念にも出走し

たトウショウボーイを担当されていたと、ちらっと聞いたのですが。なんでも有馬記念(1976年1着、77年2着)の鞍上は武豊さんのお父様、武邦彦さんだったんですよね。今回は息子さん同士がタッグを組むことになりますねっ!?

「そうなんですよ。これも何かの縁かな。まさか自分がその舞台に立てるとは想像もしていなかったので正直、実感がない。当日はパドックで雰囲気にのまれないようにして、自分の仕事を全うしようと思っています。でもこの子がついているから、こいつに寄り添っていれば大丈夫かな」

 あぁ~もうっ! 競馬はこういったドラマがあるからやめられまへん。当日は小倉競馬場(営業のお仕事です)で有馬記念を見届けますっ! 皆様もすてきな有馬記念を!

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。