【カペラS・後記】重賞初Vコパノキッキング 柴田大「本当にすごい馬」

2018年12月10日 21時31分

上がり34秒9の鬼脚で後方一気を決めたコパノキッキング。また一頭、強い3歳馬が現れた

 日曜の中山競馬場で行われたGIIIカペラS(ダート1200メートル)は、1番人気のコパノキッキング(セン3・村山)が1分10秒2で優勝。3連勝で初めての重賞タイトルを手にした。

 すごい切れ味だ。自身の上がり3ハロンは34秒9。スタートが悪くて最後方集団からのレースを強いられたが、直線を向くと外からごぼう抜き。芝並みの決め手で豪快に差し切った。

「ゲートの中で長く待たされたので逆に落ち着き過ぎてしまって…。行ければ前でと思っていたんですが、出遅れたので腹をくくって乗りました。まだ3歳馬なのにこれで6勝目でしょ。本当にすごい馬です。僕はまたがっていただけで馬が強かったということ。これからが楽しみですね」

 初めて手綱を取った柴田大もあまりの爆発力に興奮気味にレースを振り返ったほどだ。

 管理する村山調教師は「びっくりした。届かないと思ったけどね。外へ持ち出せばいい脚を使う馬だから今日はこの作戦がはまったね。どんな競馬もできるのはこの馬の強み」と改めて愛馬のポテンシャルの高さを再認識した。

 立ちはだかる壁を次々と乗り越えて3連勝。次走は来年1月27日のGIII根岸S(東京ダート1400メートル)。初の左回りに加えて、勝ち星のない1400メートルが新たな課題となるが、今の充実ぶりならそれも杞憂に終わりそう。ルヴァンスレーヴ同様、こちらの3歳馬も前途は洋々だ。