菜七子 人生初ばんえい競馬の公開予想でメイン10R見事的中

2018年08月20日 20時21分

ばんえい競馬に初挑戦した菜七子(左)

 19日に新潟競馬場でJRA女性騎手最多勝利記録34勝に並んだ人気ジョッキー・藤田菜七子(21=根本)が一夜明けた20日、北海道・帯広競馬場で人生初となる「ばんえい競馬」に挑戦した。

 体重約1トンの馬が重りを積んだ鉄ソリを引いて争うばんえい競馬(北海道)は世界で唯一の競走だ。中央競馬の騎手が登場する毎年恒例の「JRAジョッキーDAY2018」でエキシビションレースを行った菜七子は第1走でサクラオトメ(牝3)に騎乗。7頭立てで4着となったが、2つの障害を越えてラストスパートに入ると笑顔を見せるなど初体験のレースを楽しんだ。

 レース後は「後ろから『頑張れ!』って言っちゃいました。障害は急勾配だったので迫力があり、ゲートから勢い良く出て行ったので怖かった。でも、初めて乗せてもらってすごく楽しかったです」と大満喫の様子だった。

 第2走はブチオ(牡5)に騎乗して2着入線。2走の合計ポイントで7人中、2位タイと大健闘した。すべての騎乗を終えた菜七子は「初めてばんえい競馬に触れて楽しかったし、すごく新鮮でした。馬を扱うという意味では同じなので、いろいろ学ぶものはありました」と感想を語った。

 レースの合間にはトークショーに出演し、生まれて初めて馬券を購入したことを明かした。「前走の成績を見て買いましたが、一回も当たりませんでした」と苦笑したが、その後に行われたメイン10Rの公開予想では「1―5の馬連1点!」と宣言し、見事に的中させる強運を発揮した。

 なお、ばんえい参戦6回目の荻野琢真(30)が総合優勝に輝き、菱田裕二(25)が最下位。表彰式では菱田への罰ゲーム「顔面ゴムパッチン」が用意されていたが、最後は優勝者の荻野が罰を食らう“お約束”のパターンとなり、菜七子を目当てに集まった大勢のファンを大いに盛り上げた。