【2019年有力クラブ紹介=ひと口馬主のススメ】友駿ホースクラブ編

2019年07月29日 11時58分

プレザンサプライズの18

【友駿ホースクラブ】1968年に日本初の会員制愛馬会法人としてスタートした友駿ホースクラブ愛馬会。誕生から半世紀超えの歴史を持つ老舗クラブで、これまでにもタップダンスシチーやエスポワールシチーなど数多くの名馬を世に送り出してきた。そして今年も第2のタップダンスシチーを目指す1歳馬の募集が開始された。

 クラシック3冠を含めGI6勝の勲章を持つオルフェーヴル産駒がプレザンサプライズの18。曽祖母のバーグクレアを起点に、既に100頭を超える勝ち馬が出ている優秀なファミリーで、当然本馬にも期待は集まる。

 相沢調教師も「当歳時から素晴らしい素材で、順調な成長過程をたどっています。クラシックに連れて行きたいと思わせる雰囲気もあります。2歳の夏から遅くとも秋には芝のマイルから中距離でデビューさせ、王道の路線で活躍させたいと思ってます」と期待感は大きい。

 そのオルフェーヴルと激闘を演じたルーラーシップ産駒がアリデッドの18(牡)。こちらも牝系は優秀で、5代母のクリスタルパレスは現役時代に仏GIなどを勝った名牝。子孫は欧州を中心に活躍しているが、日本でもダノンプレミアムや昨年のフィリーズレビューを快勝したリバティハイツらを送り出している。

「バランスの良さが際立つ四股に、伸びのある馬体と筋肉量も目を見張り、順調に過ごしてくれれば、力強く雄大でスケール感のある評判馬になっていくと思います」と岡田調教師も目を細める。

 ルーラーシップの同期にあたるヴィクトワールピサ産駒のゴーンクレージーの18にも注目したい。曽祖母のレイズザスタンダードからは全欧2歳チャンピオンのマキアヴェリアンなど、海外GI馬が多数いる名門。

「当歳時からあか抜けた馬体でスタイルの良さが目立っていました。昼夜放牧で鍛えられ、体幹も強そうで脚さばきが良く、動きには柔軟性も感じられます。芝のマイルぐらいから距離を延ばし、中距離で走らせたいイメージが湧きます」と高橋義忠調教師からは強い意気込みが感じられる。

 現役時代に香港Cをレコード勝ちし、好メンバーが集結したイスパーン賞では荒れた馬場も何のそのの走りで10馬身差の圧勝劇を演じたエイシンヒカリの初年度産駒がプリンセスミユキの18(牡)。天性のスピードとパワフルな面を兼ね備え、ワールドワイドに活躍した父が、どんな子を出すのか興味が尽きない。

 奥平調教師によると「成長とともに全体のバランスがすこぶる良くなり、がっしりとした馬体に変わってきています。将来的には、芝でもダートでも大きな舞台を狙っていきましょう」と二刀流の活躍も視野に入れているようだ。

 最後に紹介するのはヒシタイトルの18(牡、父カレンブラックヒル)。母の産駒はこれまで3頭がJRAでデビューし、2頭が勝ち星を挙げ、残る1頭もJRAでは未勝利も、地方では11勝を挙げる活躍を見せており(7月16日現在)堅実な仔出しが特長。「当歳時から馬格のたくましさが目立っていましたが、成長して全体的に力強さが加わり、大きなパワーを秘めているように感じます」と牧田調教師の評価も高い。それでいて手頃な価格なのだから、十分楽しめそうだ。

◇ホームページ http://www.yusyun-hc.co.jp/