【2020年有力クラブ紹介=ひと口馬主のススメ】YGGオーナーズクラブ編

2020年07月20日 12時00分

シ―ユーサンデーの18

 クラブ所属馬への出資制度が多くの競馬ファンの支持を集めている。同制度はクラブが購入した競走馬の権利を分割し、出資馬の獲得賞金から手数料を差し引いて配当されるため、オーナーの気分が味わえると人気なのだ。とはいえ、初心者にはどのクラブが合うのかを判断するのは難しい。そこで今回は東スポ競馬記者が、有力クラブの期待馬をピックアップした。

【YGGオーナーズクラブ】YGGオーナーズクラブは2016年産駒募集時から気軽に「馬主体験」を味わえるクラブとして、近年注目度が高まっている。今回はデビューを待つ〝即戦力候補〟の2歳馬から4頭を取り上げる。出資が決まってからデビューまでの時間も短いだけに、すぐに「ひと口ライフ」を味わいたい方には特にオススメだ。

 シーユーサンデーの18(牡=栗東・石橋)は新種牡馬アジアクスプレスの産駒。芝のGⅠ朝日杯FSだけにとどまらず、砂のGⅢレパードSも制覇した〝二刀流〟ホースで、産駒も芝、ダートを問わず活躍の場を広げることだろう。祖母シーユースーンは米GⅠラモナH(芝9ハロン)を勝利しており、母系も筋が通っている。現在は浦河の森本スティーブルで調整されており、坂路で13秒台の時計を出し始めている。馬体重は470キロと現在のサイズも申し分なく、デビューが待ち遠しい一頭だ。

 調教師との〝縁〟を感じさせるのがブルーインザスカイの18(牡=栗東・渡辺)。曾祖母フローラルマジックは母として菊花賞馬ナリタトップロードを送り出しており、その時の鞍上がジョッキー時代の渡辺調教師だった。父は仕上がりの早さに定評のあるキンシャサノキセキで、実績のある母系との配合なら堅実な走りを期待できる。現在は兵庫県のヒイラギステーブルにて育成されており、現在の馬体重は465キロ。坂路ではハロン15秒から、しまい13秒まで負荷を上げている。

 アガサの18(牝=美浦・小野)は半姉チェリーレッドと半兄イバルがともに2歳の11月に初勝利を挙げており、早期から楽しめそうな好素材だ。馬産地での評判がいい父リオンディーズとの配合は未知の魅力たっぷり。現在は美浦トレセン近郊の阿見トレーニングセンター内・チェスナットファームにて育成が進められている。

 ダート界の名種牡馬サウスヴィグラス。その最後の世代になるのがデルマオサキの18(牝=栗東・松下)。半兄のハーキーステップは道営でデビューし、昨年末には中央転入後の初勝利を挙げた。父が替わったことで、目指すはダートのスペシャリスト。現在は新冠のフジワラファーム万世にて育成されており、ダートの番組が増える秋以降のデビューが視野に入っている。

 なお、YGGオーナーズクラブでは現1歳世代(19年産)の募集馬8頭が先月発表されたばかり。募集開始は8月下旬から9月上旬を予定しており、こちらも欠かさずにチェックしておきたい。

◇ホームページ https://ygg-owners.jp/

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