【イレネー記念】対応力でオレワチャンピオンV有力

2018年03月02日 12時00分

注目はヤングCSを制したオレワチャンピオンだ(写真提供=ばんえい十勝)

【イレネー記念(4日、帯広競馬場)】明け3歳の頂点を決めるBG1。名前の由来となったイレネーは開拓時代に輸入されて、馬産改良に大きな足跡を残し、ばんえい競馬の基礎を築いた大種牡馬。その功績をたたえ、帯広競馬場入り口に銅像が鎮座していることでも知られる。

 ナナカマド賞、黒ユリ賞を快勝したミスタカシマの回避が決まり、変則3冠は残念ながら夢と消えた。となればヤングCSを制したオレワチャンピオンが主役を張るはずだ。ここ3走は厳しい重量が災いし結果が伴わないが、それでも障害のキレはしっかり。かえって同馬のすごみが垣間見える中身の濃さがある。今回は690キロの定量重賞。酷量の経験や対応力は一枚も二枚も上で、3歳チャンピオンの最有力候補だろう。

 カネサブラック産駒初の重賞制覇に期待が高まるのがカネサダイマオーだ。母は第37回イレネー記念馬マルミシュンキの全妹で、デビュー前の能力検査時から将来を嘱望された逸材。強烈な決め手を持っているものの、現状では若さを残しており完成はまだ先となりそうだが、その非凡な能力は魅力たっぷりだ。

 冬場を迎えて上昇カーブを描いてきたキタノユウジロウも怖い。以前は物見が激しくなかなか結果を残せなかったが、時間をかけてじっくりと成長を即した厩舎サイドの思惑通り、夏を越したあたりから競馬を覚えてきた。充実ぶりは著しく、頂点に手が届くところまで迫っている。

★今後の重賞
 4日 帯広・イレネー記念       
    佐賀・春望賞
 7日 大井・フジノウェーブ記念
10日 佐賀・鏡山賞

※次回掲載日は3月10日

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