【黒ユリ賞】怪物牝馬ミスタカシマ快挙なるか

2018年02月10日 12時00分

注目はナナカマド賞を牝馬で制したミスタカシマだ(写真提供=ばんえい十勝)

【黒ユリ賞(11日、帯広競馬場)】2歳(明け3歳)牝馬の頂点を決めるBG2。今年は偉大な記録に挑戦する2頭が出走する。

 怪物牝馬と厩舎関係者の間で噂されるミスタカシマがその一頭。牡馬混合重賞との2冠に輝いたの過去アーティガールの一頭だけで、ナナカマド賞との2冠となれば史上初。快挙達成も可能な逸材で、イレネー記念制覇での変則3冠も十分に視野に入っている。全兄はタカラシップで、兄妹に共通するのは類いまれな障害力。現段階では力感に勝る傾向を示しており、牝馬戦特有の速い展開が唯一の不安要素となるだろう。

 史上初となる姉妹制覇を目指すのはサンシルクラポピーだ。半兄は年末に引退したオイドンで、半姉は12年優勝ハイカラサンという血統馬。母の父は1億円馬アサギリでもあり、秘めたる底力は重賞でこそ発揮できる血筋だろう。いずれも違う父による兄姉3頭による重賞制覇となればばんえいの歴史の中でもごくわずか。優秀な血脈の誕生が期待される。

 他では満を持して送り出す久田守厩舎のエース牝馬プランセスが怖い。黒ユリ賞一本に絞ったローテーションが魅力大。白菊賞ではミスタカシマから金星を挙げており、もう一丁があっても不思議はない。

 黒ユリ賞の出走生産者はばんえい記念当日夜の式典の場で表彰される。それだけに、血統構成等々がトレンドとして大きな注目が集まる。ファンにとっても今後のばんえい競馬を占ううえで見逃せないレースとなること請け合いだ。

★今後の重賞

11日 帯広・黒ユリ賞
    佐賀・唐津湾賞
14日 浦和・ユングフラウ賞
16日 名古屋・梅見月杯
17日 佐賀・大観峰賞

※次回掲載日は2月17日

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