【NHKマイルC】ミスターメロディ マイル仕様に仕上げられ鞍上がマイラージョッキー福永なら…鬼に金棒!

2018年05月04日 21時30分

ミスターメロディの最終追切りにまたがった福永

【NHKマイルカップ(日曜=6日、東京芝1600メートル)美浦トレセン発秘話】競走馬の「距離適性」は予想の重要なファクターだが、手綱を取るジョッキーにも適性な距離やコースはあるのか? そんな素朴な疑問が浮かんだので、NHKマイルカップを前に、過去1年の芝1600メートルの勝率と1着数を調べてみた(20戦以上)。勝率ベスト5は以下の通り。

【1位】ルメール  =34・1% 31勝
【2位】福永祐一  =20・8% 21勝
【3位】M・デムーロ=19・0% 19勝
【4位】石橋脩   =15・7% 13勝
【5位】川田将雅  =15・6% 14勝

 この5人はみなNHKマイルで騎乗予定だが、中でも記者のイチ押しはミスターメロディ(牡3・藤原英)。そこで、パートナーの福永に乗り役の距離適性について聞くと「当然、ジョッキーにも得意な距離はあるし、コツをつかんでいるコースはありますよ」と回答。さらに、こう続ける。

「そもそもボクは長距離が好きじゃない。長い距離といっても、一つのミスを簡単に挽回できるわけでもないし、スタートも大事やし。だから、むしろミスできない短距離の方が好きなんですよ。まあ、長い距離は単純にしんどい(笑い)。馬も人も疲れるからね」

 では、肝心のミスターメロディのコース適性はどうか。実は2歳の新馬戦は東京ダート1300メートル。ここで勝利すると中京ダート1400メートル(2着)→中山ダート1200メートル(2着)→東京ダート1400メートル(1着)とすべて砂戦で好成績を収め、前走に福永が初騎乗した初の芝戦(1400メートル)でも快勝した。

 ここまで目まぐるしく条件が替わっても安定した成績を維持し、さらに今回は距離が1ハロン伸びる。

 藤原英調教師は「東京マイルはスピードとスタミナのある馬が上位にくるが、そのポテンシャルは持っている」と自信を見せるが、鞍上の福永も不安はない。

「前回は乗ってみて1400がギリギリかなって思ったけど、この厩舎がすごいのは1200のダートを使っていても、芝のマイルに対応できるように“チューニング”する技術があること。スタッフの技術レベルも高い。だから、初めてのマイルでも対応できるんじゃないかって思うんです」

 最終追い切りにまたがった直後も「調子はずっといいし、追い切りも完璧。スピードの持続力があるタイプの馬ですね」と好感触。優秀スタッフが仕上げたマイル仕様にマイラージョッキーが騎乗となれば、鬼に金棒だ。

関連タグ: