【天皇賞・春】ボウマンが競馬界の女神に明かしたシュヴァルグランのストロングポイント

2018年04月27日 21時02分

ボウマン騎手(左)とOKポーズの稲富

【天皇賞・春(日曜=29日、京都芝外3200メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。先週も雨に泣かされましたが、嫌がらせのように今週の栗東トレセンも雨…。コンビニで調達したレインコートを“こんなに着ることない”ってくらい使ってまして。これからは雨が降ったら、もっとかわいいレインコートを用意しよっと。

 さぁ、今週は天皇賞・春! 武豊騎手が騎乗停止になったクリンチャーは三浦騎手とのコンビです! そりゃあ~気になりますよね。

「ズブさというか、反応の鈍さがあると思っていたんですが、(序盤にかかった)前走(阪神大賞典=3着)を見る限り、しっかりスイッチがある。いろいろ気を付けて乗らないといけないんだな、と思いました」

 ふむふむ。では実際に追い切りに乗って、いいイメージはつかめました?

「坂路までずっと歩かせたんですけど、すぐにコンタクトが取れましたし、GIを取りにいける馬の背中をしていました。いい感覚はつかめたので、あとはリズム良く走れれば」

 お~手応えありですな。では管理する宮本先生の感触は?

「菊花賞(2着)の時と同じやり方で仕上げてきました。いわゆる長距離仕様の調教ですね。流すような追い切りでしたが、三浦騎手も感触をつかんでくれたみたい。三浦騎手も武豊騎手と同じで以前はズブいイメージがあったみたいなんですが、なにせこの馬、1年で調教タイムが普通の馬以上に出る、別馬になっちゃった。“すごい馬ですね”と言ってもらえましたよ」

 うれしそうな笑顔に、こちらまでにっこり。GI制覇はもう目前って感じですね。

「(鞍上のことなど)ここにきて、いろいろバタバタしましたが、馬自身は100%の状態で競馬に出せる。これだけは私自身、胸を張って言えますし、応援よろしくお願いします」

 う~ん、これは私も胸を張って本命に…。いやいや、気になって仕方ない馬というか、人がいまして。“帰ってきた”ボウマン騎手です! 再びコンビを組むシュヴァルグランはどんな存在ですか?

「ジャパンCを勝たせてくれた。自分にとって非常に思い入れのある馬なので、また乗れる日を心待ちにしていました」

 んー! お帰りなさいっ! 続く有馬記念では3着に敗れましたが…。

「中山自体がシュヴァルグランにあんまり合っていない。京都とか東京とか、広いコースの方が合っていると思う。そういう意味で彼のパフォーマンスを十分に発揮できなかったし、少し不利もありましたから…。それに勝ったキタサンブラックは強かった。今回はそのチャンピオンホースがいないので、より期待を持っているのは確かです」

 おら、ワクワクすっぞ! 勝利への騎乗イメージもすでに出来上がってたりして…。

「キタサンブラックがいなくなっても、他の対戦相手については十分に研究済みというわけではないので、そこから考えたいですね。シュヴァルグラン自身は2400~3000メートル超の距離でいいパフォーマンスを発揮できる馬だと思います。キレ味もあるんですが、何より長くいい脚を使う。そこがストロングポイントですね」

 長距離戦だからこそ、見られるドラマが今から待ち遠しいですっ!

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。