【香港GIクイーンエリザベスII世C】強敵ピンハイスター 軽快2ハロン26・4秒

2018年04月26日 16時30分

軽快な走りを見せたピンハイスター

【香港・シャティン25日発】GIクイーンエリザベスII世カップ(芝2000メートル)に出走する日本馬2頭はともにオールウエザーで調整を行った。

 アルアイン(牡4・池江)は角馬場からトラックに入り、キャンターで1周。筋肉のラインがクッキリ見え、馬体の張り、毛ヅヤの良さは目を引くものだ。「落ち着いた状態を維持して順調です。明日は助手が騎乗して芝で追い切る予定です」と音瀬助手。

 ダンビュライト(牡4・音無)は向正面を流して直線に向くと自らペースアップ。2ハロン32・8秒をマークして本追い切りに備えた。

 小林慎助手は「気負いなく走れて、いい状態を維持しています。明日は(トミー)ベリーが騎乗して芝で感触をつかんでもらいます」。

 一方、香港ダービーを4連勝で制した日本馬2頭の強敵ピンハイスター(セン4・Jサイズ)は、一足先に本追い切りを行った。オールウエザーで単走ながら、直線を向くと小気味いいフットワークで加速し、軽快な走りを見せた(2ハロン26・4秒)。

 動きを見守った“マジックマン”モレイラは「2走前に1400メートルを勝利した時の走りで“2000メートルでもいける”と思った。とてもパワフルでラストの伸びが素晴らしい馬だし、今から本番が楽しみだよ」とネオリアリズムに続く同レース連覇に自信を見せた。

 チェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)に出走するファインニードル(牡5・高橋忠)は芝で本追い切り。ダクから軽めのキャンターで流した後、6ハロン標を過ぎてからギアチェンジし、最後の1ハロンは鞍上が軽くうながして、4ハロン51・9秒―2ハロン22・7秒をマークした。

 初コンビを組むT・ベリーは「ギャロップで走らせたらすぐにスイッチが入ったし、とてもいい集中力だった。息遣いも良く、完璧に仕上がっている。当日が楽しみ」と好感触を得た様子。

 現地入り後、初めて動きを見届けた高橋忠調教師も「鞍上と初コンタクトだし、まだ馬がピリッとしていない雰囲気だったから、メンコを外して追い切った。日本で仕上げてきたし、ここまでは予定通り」と満足げな表情を見せた。