【天皇賞・春】シュヴァルグラン騎乗ボウマン ジャパンC優勝時と状況が酷似

2018年04月26日 21時32分

クイーンエリザベスSを勝ったウィンクスとボウマン騎手(右、撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】14日、オーストラリアのランドウィック競馬場でウィンクスがGIクイーンエリザベスSを勝つシーンを見てきた。

 最後方からレースを進めた同馬は、3~4コーナーで大外をマクるように上がり、最後の直線ではただ一頭桁の違う末脚を披露し、抜け出してみせた。

 これで同馬はオーストラリア記録に並ぶ25連勝を達成。通算GIの勝利数は自身が持つ世界記録を更新する18個目となった。

 この最強牝馬の主戦がヒュー・ボウマン騎手だ。

 私はこのコンビが昨年10月にオーストラリア伝統のGIコックスプレートを3年連続で制する場面にも立ち会った。その後、ジャパンCをシュヴァルグランで勝ったボウマン騎手は、当時言っていた。

「勝ち続けなければいけないウィンクスよりも気楽に乗れました。それも勝因のひとつだと思います」

 今週末から短期免許でまたも来日するボウマン騎手。天皇賞・春(日曜=29日、京都芝外3200メートル)ではそのシュヴァルグランとコンビを組む。ウィンクスと挑んだ地元の大レースで大記録を達成した後、シュヴァルグランで日本のGIに挑戦する――。この状況は、昨秋と同じだ。今回もウィンクスに比べれば気楽に乗れるはず。そういった心の余裕がジャパンC同様の大仕事につながる可能性は十分ありそうだ。