【天皇賞・春】アルバート 強敵不在で三度目の正直なるか

2018年04月25日 21時31分

3年連続の挑戦となるアルバート

【天皇賞・春(日曜=29日、京都芝外3200メートル)聞かせて!核心】大阪杯優勝馬スワーヴリチャード、昨年の日本ダービー馬レイデオロ…新世代のエースとして期待がかかる馬たちのエントリーはなく、混戦ムードが漂う今年の長距離王決定戦は、各馬が色気十分に出走してくる。一昨年6着、昨年5着から3年連続の挑戦となるアルバートもそんな一頭。果たして“三度目の正直”なるか――。手応えを森一誠助手に聞いた。

 ――今年初戦の阪神大賞典は4着

 森助手:競馬の前からひと息な感じはあった。3角までは勝ち馬(レインボーライン)と同じような位置にいながら反応が鈍かったのは、調教の(完調手前の)動きがそのまま出た印象です。

 ――それでも勝ち馬に次ぐ2番目の上がり(35秒9)を駆使して0秒5差

 森助手:しまいはまずまずの伸びだったからね。休み明けとしては悪くない内容だったのでは。

 ――その後の調整は

 森助手:順調です。2週前、1週前と石橋騎手(レースはルメール)に乗ってもらって追い切りを消化。前走時の稽古でも乗ってもらったけど、その時よりも「いい走りだった」と言ってくれた。

 ――確実に良化中

 森助手:いくらか重かった体も少し絞れてきそう。17日の段階で487キロ。レースは470キロ台での出走が理想ですね。

 ――過去2度の挑戦は6、5着。一昨年は日経賞(4着)、昨年はダイヤモンドS(1着)からと、ステップレースもすべて異なる

 森助手:ローテーションはオーナーサイドや調教師が決めたことですが、前哨戦をひと叩きして、型通りに良くなっているのは間違いない。

 ――今年は過去2年の覇者キタサンブラックを筆頭に強敵が不在

 森助手:確かにここ2年と比べれば、メンバー的にチャンスはありそう。負けているとはいえ、京都の3200メートルはこの馬の能力をフルに発揮できる舞台だと思っている。昨年以上の結果を期待したいね。