【香港GIクイーンエリザベスII世C】最大のライバルはタイムワープ

2018年04月24日 21時31分

地元馬の注目・タイムワープ(左)

【香港GIクイーンエリザベスII世C(日曜=29日、シャティン競馬場=芝2000メートル)展望】今年から同日に国際GI・3レースが行われる春の香港チャンピオンズデー。回避馬が出たことで22日現在、クイーンエリザベスII世カップは8頭立て。日本(アルアイン、ダンビュライト)VS香港の図式になっている。

 地元馬の注目は昨年暮れの香港カップを逃げ切ったタイムワープ。マイルの前走・チェアマンズTはまさかの最下位に終わったが、前々走の2000メートル・香港ゴールドCではワーザーを抑えて貫禄勝ち。適舞台に戻り、再び主導権を握るようなら日本馬にとって最大のライバルになる。

 昨年の当レースでネオリアリズムをクビ差まで追い詰めた同厩パキスタンスターは香港では珍しい追い込みの個性派。昨年6月のレース中に自ら走るのをやめ、ハードルの高いバリアトライアル(模擬レース)合格を課せられた。2月の復帰後は使いつつ「らしさ」を取り戻しており、前走の末脚に復活の光は見えた。モレイラが騎乗予定の香港ダービー馬ピンハイスターも末脚は強烈だ。

 皐月賞馬アルアインは大阪杯3着で改めて2000メートルの距離適性をアピール。8頭立てなら枠順の有利不利はなく、時計勝負も望むところ。初の海外遠征でも期待は高まる。ダンビュライトは久々の前走でアルアインと0秒4差と遜色ない力関係。前で運べる強みがあり、こちらは馬場不問。当日のコンディション次第では大きく浮上する可能性もある。