【フローラS・血統調査】レーツェル 未知の魅力にあふれる重厚なドイツ血統

2018年04月19日 21時32分

2戦2勝のレーツェル

【フローラS(日曜=22日、東京芝2000メートル=2着までに5・20オークス優先出走権)血統調査】4か月の休みを挟んで2戦2勝のレーツェル。父は菊花賞、有馬記念、天皇賞・春を制したマンハッタンカフェ。母の父モンズーンは独リーディングサイアーに3度輝いた名種牡馬で、日本での産駒にはオークス2着のピュアブリーゼがいる。いかにも距離が延びて良さそうな配合だけに、オークスを走らせてみたい一頭だ。

 母ミスティークIIはドイツ産の不出走馬。ハーツクライ産駒のテミストは2戦して未勝利に終わり、レーツェルが2番子となる。祖母モンフルール(父サドラーズウェルズ)の産駒には豪GI・BRCドゥームベンC、独GIIIバヴァーリアンクラシックと重賞2勝のマウィンゴがいる。

 曽祖母マッキー(父サマースコール)は米GIIIブッシャーSに勝ち、米GIアシュランドS・3着という活躍馬。繁殖としても米GIIアーリントンクラシックのミスターメロン、武蔵野Sに勝ち、プロキオンS、根岸S、東京盃、北海道スプリントC各2着などダート重賞で活躍したシーキングザベスト、英GIIIソラリオS・3着のデインベリーヒルを産んでいる。

 さらに4代母グローイングトリビュートはケンタッキーダービー馬シーヒーローなど6頭もの重賞勝ち馬を出し、米最優秀繁殖牝馬に輝いている。

 重厚なドイツ血統ながらも2歳夏に早々と勝ち上がったレーツェル。休み明けで初の東京コースと課題はあるが、未知の魅力にあふれている。