【フローラS】ウスベニノキミ内田 諦めない追い込みをここでも!

2018年04月19日 21時31分

ノンコノユメと内田博幸騎手(撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】今年2月の美浦トレセン。ある馬の話を内田博幸騎手に聞きに行くと、開口一番、彼は次のように答えた。

「前走でかなりの脚を使ってレコード勝ちですからね。反動があるかもしれないし、どれだけ上がり目があるかは分かりません」

 決してポジティブではなかったそのコメントだが、追い切りを終えて上がってくると笑顔を見せて前言を撤回した。

「いいですね。前走の反動はまるでなく、むしろ良くなっている感じを受けました」

 もうお分かりだろう。フェブラリーSに挑戦したノンコノユメの話である。結果、同馬とコンビを組んだ内田騎手は見事にその末脚を炸裂させ、優勝。レース後には次のように言った。

「長い間、勝てなかった馬だし、道中も苦しい位置になったけど、最後まで諦めないことで勝つことができました」

 先入観を捨て、どんな状況になっても勝利を追求したことが勝因だったようだ。ちなみにそんなノンコノユメのことを、内田騎手は最初「名前からいって牝馬だと思っていた」そうだ。

 その内田騎手が今週のフローラS(日曜=22日、東京芝2000メートル=2着までに5・20オークス優先出走権)ではウスベニノキミに騎乗予定。前走のフラワーC(4着)の末脚は目を引くものがあった。今回は抽選対象だが出走にこぎつければ好勝負に持ち込めそう。諦めずに追ってきてくれることだろう。