【中山グランドJ】“障害のレジェンド”林 アップトゥデイトに魂の騎乗「最後にオジュウチョウサン負かす」

2018年04月12日 21時31分

林騎手とアップトゥデイト

【中山グランドジャンプ(土曜=14日、中山芝4250メートル)】今年は12戦5勝(8日終了現在)で41・7%の驚異的な勝率を残しているのが林。51歳の現在も障害界の第一人者としての存在感を示しているが、障害レース2000回騎乗を最後にムチを置くことを決めた(現在1993鞍騎乗=JRA最多)。

「最近は厩舎がなくなってきた。ぜんそくもひどくなって、体力的にもきつくなってきた。体が気候の変化に順応しなくなってきたのも感じる」

 今週末の中山グランドジャンプはJ・GIラスト騎乗。加えて、最大のライバルで最強障害ホースのオジュウチョウサンとの頂上決戦になるだけに、騎手人生のすべてを懸けて挑む大一番だ。

「オジュウチョウサンはしまい伸びてくるけど、(騎乗馬の)アップトゥデイトは飛びがうまくて操縦性が高くて、オジュウがいなければ(J)GIをいくつも勝てる馬。最後に何とかオジュウを負かして騎手生活を終えたい。今回はメイチの競馬をしたいと思っている」

 前回対戦した中山大障害では大逃げを打ってオジュウチョウサンを惑わす作戦。直線入り口では3馬身差のリードをつけた。その差は残り150メートルでも1馬身あったが、最後は王者にねじ伏せられた。それでも「キタサンブラックではなく、年度代表馬をオジュウチョウサンとした記者がいる(3票)くらい、壮絶なレースだった。何とか負かして区切りを付けたいと思っている」。

 障害界を支えたレジェンド、魂の騎乗で打倒王者なるか。注目のレースは土曜中山メインに組まれている。