【大阪杯・血統調査】トリオンフ 一族の至宝メジロマックイーンは1993年に5馬身差圧勝

2018年03月29日 21時32分

93年の大阪杯を5馬身差圧勝のメジロマックイーン(左)

【大阪杯(日曜=4月1日、阪神芝内2000メートル)血統調査】昨夏には500万を勝ちあぐねていたトリオンフだったが、ここにきて去勢した効果が表れたのか3連勝で一気に重賞ウイナーの仲間入りを果たした。昨年6月に心不全で急死した父のタートルボウルにとっても初のJRA重賞制覇となった。

 母メジロトンキニーズは500キロ前後の雄大な馬格を誇り、昇仙峡特別など3勝。ダンスインザダーク産駒らしく長距離を得意とし、格上挑戦となったダイヤモンドSでは軽ハンデを利して2着と好走した。これまで産んだ3頭はいずれも牝馬で、トリオンフが初めての牡馬になる。

 祖母メジロクロヒメ(父モガミ)は八瀬特別など3勝。曽祖母メジロツシマの産駒にメジロトーマス(京都記念、金杯、天皇賞・春2着、宝塚記念2着)、メジロマーシャス(函館記念)がいる。そして4代母はメジロデュレン(菊花賞、有馬記念)、メジロマックイーン(菊花賞、天皇賞・春2回、宝塚記念)兄弟の祖母としてその名を広めたメジロアイリスだ。

 メジロ牧場の主力として多くの活躍馬を出したアサマユリ系も、大レースの勝ち馬は2002年高松宮記念のショウナンカンプ以来途絶えており、以前ほどの勢いは見られない。

 トリオンフにとって相手は一気に強くなるが、そこは成長力には定評のあるメジロ牝系。1993年にメジロマックイーンが5馬身差をつけて圧勝した大阪杯は、一族が久々に脚光を浴びるには絶好の舞台だ。