【大阪杯】上昇度ナンバーワン トリオンフのレース巧者ぶりは大きな武器

2018年03月27日 21時30分

目下3連勝と勢いはナンバーワンのトリオンフ

【大阪杯(日曜=4月1日、阪神芝内2000メートル)dodo馬券】春のGIシリーズ第2弾は第62回大阪杯。マイルから3000メートルまでの5頭のGI馬を中心に豪華メンバーが揃ったが、不安材料を抱える馬も少なくない。当欄は上昇度ではナンバーワンの4歳セン馬トリオンフで大穴を狙う。

 1番人気に推された2月のGIII小倉大賞典では、好位から早めに進出して2着に2馬身半差の快勝。待望の重賞タイトルを獲得した。須貝調教師は「早めに先頭に立つ正攻法の競馬で、最後は突き放すんだから本当に力をつけている」と振り返った。

 2歳夏の函館でデビュー戦を快勝。その後も活躍が期待されたが、「とにかく気性が激しくて」と、なかなか能力を生かし切れなかった。翌年のこぶし賞(7着)後、陣営は思い切って去勢手術を施す。その後は一歩ずつ着実に階段を上がり、昨夏の小倉戦から2→1→2→1→1→1着。重賞までも、ぶっこ抜いた。

 21日の1週前追い切りは栗東坂路で4ハロン54・5―39・2―13・2秒。僚馬のアドマイヤゴッド(古馬オープン)を追走し、一杯に追われて3馬身先着した。「雨の中だったけど、しっかり動けていたよ。状態面に関しては文句なし。ダテに3連勝はできないだろう」と上機嫌の須貝節。仕上がりは万全と言えそうだ。

 GIだけにメンバーは強力。ただ、付け込むスキは皆無ではない。金鯱賞を快勝したスワーヴリチャードは右回りが疑問視され、3着のサトノダイヤモンドも絶好時には物足りない。昨年のJC馬シュヴァルグランは有馬記念以来の実戦という不安がある。

 一方で“勢い”が“実績”を凌駕するのは多々あること。同じ須貝厩舎のジャスタウェイは新馬戦を勝ち、3歳時にGIIIアーリントンCを勝ったが、本格化したのは4歳春。エプソムCから重賞2着を3回続け、天皇賞・秋を制覇。4連勝でドバイデューティフリー、安田記念も制した。トリオンフが連勝を伸ばす可能性は十分にある。

 阪神の内回りコースは位置取りに左右されることが多い。レース巧者でスッと好位を取れるのは大きな強みだろう。3走前には道悪の京都を上がり最速で快勝と、馬場不問も心強い材料だ。決戦当日は遠いかの地(アディラートがドバイ・ゴドルフィンマイル出走)にいる指揮官に吉報が届くかもしれない。