【3歳クラシック指数・牡馬編】スプリングS制覇ステルヴィオ「80」に上昇

2018年03月21日 21時32分

【3歳クラシック指数・牡馬編】

★スプリングS(18日、中山芝内1800メートル)=同じ4・15皐月賞TRでも、弥生賞に比べるとメンバーはやや小粒。実際、連続2着とはいえ、対ダノンプレミアムでサウジアラビアRC0秒3差→朝日杯FS0秒6差と完敗だったステルヴィオ(木村)が1番人気に。ここで取りこぼすようだとトップグループから脱落の危機もあったが、しっかり勝ち切ったことで対抗格の座は維持できた。初の中山の急坂に末が鈍ることもなく、次位に0秒3差をつける最速34秒1の上がりをマーク。本番は1ハロン距離が延びるが、レースぶりに折り合い面の不安はなく、2ポイントアップの指数80に。

 2着エポカドーロ(藤原英)はこれまでの2勝が京都→小倉と直線平坦コースでの逃げ切り勝ち。相手強化に加え、直線の坂も課題となる中で、ステルヴィオからハナ差での優先出走権ゲットは価値が大きい。注文を付けてハナを叩いた伏兵の大逃げに惑わされることもなく、2番手でレースを進められた点も強調材料。一気に指数77でランクインさせる。

 3着マイネルファンロン(手塚)は着差のうえでは上位2頭から0秒6差の完敗。ただし距離適性で劣っていた面も否めない。2000メートルは未勝利戦勝ちに加え、葉牡丹賞(3着)でジェネラーレウーノ(京成杯)から0秒1差。本番での伸びシロを期待して、指数75でランクインとする。

 一方、2番人気の支持を集めたルーカス(堀)はM・デムーロも首をかしげる9着完敗。全兄モーリスの本格化が明け4歳時であったことも合わせると、期待値が先行していた感も。2ポイントダウンの指数73に。

★若葉S(17日、阪神芝内2000メートル)=上位2頭に皐月賞の優先出走権が与えられた。レースはアイトーン(五十嵐)が出ムチを入れてハナに立ち、前半1000メートル通過は60秒4のマイペース。直線でいったんは2番手の馬に並ばれるシーンもあったが、坂の上りで突き放し、他馬に一度も先頭を譲ることなく、ゴールを駆け抜けた。

「ハナに行った時に結果を出している馬ですからね。並ばれてからも、また伸びたように、根性もあります」と国分恭。勝ちタイムの2分00秒0は過去5年で最速と上々も、明らかに好走には条件の付くタイプ。マークが薄かったことを存分に生かしての勝利だったことを考慮すると、指数74でのランクインが妥当なところか。

 最速の上がり34秒9で2着に食い込んだダブルシャープ(渡辺)は、道中は内々の経済コースを進み、ロスのない競馬ができたのが大きかった。こちらは指数72とギリギリのランクインとする。

 上位2頭の好走要因の裏返しが、圧倒的な支持を集めたGIホープフルSの覇者タイムフライヤー(松田)の敗因でもあるが、大外枠に、前残りの展開と不利な条件が重なったにしても、0秒5差5着止まりは期待外れ。2ポイントダウンの指数78で本番を迎えることになる。