【スプリングS】マイネルファンロン 葉牡丹賞のハイレベルな走破時計から激穴に指名

2018年03月16日 21時01分

好位からの粘り込があるマイネルファンロン

【スプリングS(日曜=18日、中山芝内1800メートル=3着までに4・15皐月賞優先出走権)新バージョンアップ作戦】皐月賞最終トライアルのGIIスプリングSは、朝日杯FSの2着馬ステルヴィオが1番人気濃厚だが、無敗の2歳王者ダノンプレミアムに2戦続けて完敗なら断然の存在とまでは言えない。レースラップを綿密に分析した新VU作戦の明石尚典記者は◎マイネルファンロンで大穴を狙う。

 好メンバーが顔を揃えた先日の弥生賞。結果はダノンプレミアムがライバルと見られたワグネリアン、オブセッションを一蹴。本番へ向けて頭一つ抜け出した格好だ。果敢に2歳王者へ挑戦状を叩きつけた弥生賞組に比べると、同じトライアルでもメンバーはやや小粒。誤解を恐れずに言えば、ほとんどが本番うんぬんよりも権利取りが第一義の面々と言えよう。実績最上位がダノンプレミアムに完敗続きのステルヴィオなら、波乱の予感は十分。弥生賞とは違う意味での混戦模様となれば、ひとひねりする価値は大いにある。

 高配当の使者に指名するのはマイネルファンロン。もちろん、4戦して馬券外なしの安定感を買って…というだけの理由ではない。見逃せないのが2走前の葉牡丹賞で見せたパフォーマンス。年明けの京成杯もぶっこ抜いたジェネラーレウーノの後塵を拝した一戦とはいえ、2歳時の中山10ハロンで2分01秒台半ばは上々の走破時計。5~6ハロン目の遅いほうのラップを削除した“9ハロン換算”ではGI昇格のホープフルSをコンマ5秒逆転するとなれば、ハイレベルと評していい。

 自身前後半3ハロンラップ合計はホープフルS=タイムフライヤー、京成杯=ジェネラーレウーノを抑えてナンバーワンの71秒8(36秒8+35秒0)。9ハロンならさらなるパフォーマンスアップ間違いなし。そう判断した根拠がここに隠されている。

 ちなみに、過去10年のスプリングSでレース上がりが34秒台に突入したのはわずかに2回。これなら35秒台の上がりが精一杯の非瞬発力タイプでも何とかなる。マイネルファンロンの中山2戦での自身上がりは35秒0で馬場傾向にも合致。前々からこの上がりを刻んで1分48秒台前半の走破時計でゴールなら…。前方には誰もいないという結末があっても不思議はない。