【金鯱賞】メートルダール ベストの左周り二千なら強豪撃破もあるぞ!

2018年03月09日 22時00分

本格化気配のメートルダール

【金鯱賞(日曜=11日、中京芝2000メートル=1着馬に4・1大阪杯優先出走権)新バージョンアップ作戦】歴戦の古豪、上昇余地大の4歳勢など強力なメンバーが揃った金鯱賞。その中で新VU作戦の明石尚典記者が狙うのはメートルダール。前走で重賞初制覇を決めて本格化ムード。再び左回りの2000メートルが舞台なら、強豪撃破があるぞ。

 コースリニューアル後のVタイムが1分58秒8~2分00秒4。初年度の12年を除く近5年はすべて1分58~59秒台で決着がついている。年末から2回開幕週へと開催が移った昨年も規定値内の1分59秒2。開幕週とあって馬場レベルを正確に把握することは難しいものの、例年通りなら1分59秒0前後が想定Vタイムとして浮上してくる。確たる逃げ馬不在で大半が差し、追い込みタイプのメンバー構成。ラップバランスは後傾が濃厚とみれば、展開はスローからの瞬発力比べ。勝敗を分けるのは末脚性能の差ということになる。

 捲土重来を期すサトノダイヤモンド、ハイレベル4歳世代のトップランナー・スワーヴリチャード、3連覇を狙うヤマカツエース。骨っぽい面々が顔を揃える中で一角崩しの期待をかけた◎はメートルダール。何より左回りでは切れっぷりが違う。左回りの10ハロンに限れば1、1、3、1着とオール馬券圏内。自身上がりも常に1~3位をキープとまず不発の心配がない。

 単純なスローからの瞬発力比べだけでなく、前後半4ハロン46秒8→47秒4の一貫ペースを刻んだアメジストSでもレース上がりを1秒1上回るハイパフォーマンス。ラップ不問で切れ味を引き出せるのは、左回り10ハロンがベストである何よりの証拠と言えよう。

 今回と同じ中京の中日新聞杯ではミッキーロケットを完封。サトノダイヤモンドとクビ差の接戦(2016年神戸新聞杯)を演じたことのある実力派を一蹴して、トップクラスでの走りにメドを立てた。条件戦からコツコツと勝ち星を積み上げてきた、いわゆる叩き上げタイプ。スター街道を行くライバルたちを倒して、ようやく自らが日の当たる場所へと躍り出る時がきた。