【金鯱賞】ミルコが語った「欧州のほうが騎手が上達する理由」

2018年03月08日 21時31分

M・デムーロ騎手とスワーヴリチャード

【平松さとしの重賞サロン】イタリア出身のミルコ・デムーロ騎手。英国やフランスなど、ヨーロッパでの騎乗経験も豊富で、以前、日本との相違点を聞いたことがある。「う~ん」と言って彼が小首をかしげたのは、ヨーロッパの競馬の方が優れていると思う点は?と聞いた時だった。うなった後「ないかもしれない。どこも日本の方が優れている気がする」と言って笑ったのだが、さらに少し考えてから、再び口を開いた。

「ヨーロッパでは毎日どこかで競馬があります。そして、昨日と今日、また明日ではそれぞれ全く違う形態の競馬場での開催だったりもします。ジョッキーの経験、ひいてはスキルアップという意味では日本よりも良い環境と言えるかもしれません」

 週末だけ、だいたい同じコースで乗る日本と比べ、トリッキーなコースで毎日乗る方が引き出しは増える。その推測に誤りはないだろう。

 先週の競馬でJRA通算800勝を達成した彼の活躍ぶりはそんな環境でモマれてきた成長の証しなのだ。

 そのデムーロ騎手が今週末の金鯱賞(日曜=11日、中京芝2000メートル=1着馬に4・1大阪杯優先出走権)ではスワーヴリチャードに騎乗する。昨年のダービーでレイデオロの2着、アルゼンチン共和国杯では2着に2馬身半の差をつけて楽勝するなど左回りは高いレベルで安定している。間は空いているが期待!!