【金鯱賞】2強一騎打ちムードに待った!復調ブレスジャーニーに大駆けの予感

2018年03月06日 21時30分

1年4か月ぶりのVを目指すブレスジャーニー

【金鯱賞(日曜=11日、中京芝2000メートル=1着馬に4・1大阪杯優先出走権)dodo馬券】サトノダイヤモンドVSスワーヴリチャードという2強対決の様相を呈している今年のGII金鯱賞。他馬には付け入る隙すらない? いやいや2強のうちの1頭スワーヴリチャードを過去の対戦で負かしたことがあるアノ馬なら…。そんな“貴重”な存在、ブレスジャーニーの大駆けに期待した。

 2016年のGIII東スポ杯2歳Sでは先に抜け出しを図ったスワーヴリチャードを外から力でねじ伏せる完勝を果たした。その後、右トウ骨遠位端骨折でリズムを崩してしまったが、3連勝で東スポ杯を制した時点では世代ナンバーワンの呼び声が高かった。つまりスケールだけならスワーヴと同等、あるいはそれ以上ということだ。

 ケガから復帰後の成績がパッとしないが、初戦の菊花賞(12着)はいきなりの3000メートルで度外視できる。さらに前走の有馬記念(12着)も、やや距離が長い中、直線内で不利を受ける場面があったのだから完全な力負けとは言えない。

 この中間から担当になった田重田厩務員は同馬の印象をこう口にする。「やっぱり触っていい馬だと感じた。どこが? それはやっている人間にしか分からない。この手に伝わってくる感覚というか…。まだまだ重賞で活躍できる馬だと思っているよ」。13年ダービー馬キズナ、11年宝塚記念勝ち馬アーネストリーを筆頭に、佐々木厩舎で数々のGI馬を担当してきた腕利きの言葉だけに重みがある。さらにこの中間からは復調を感じる兆候も出ている。

「以前と違って今は左右均等に腰を使えるようになっているし、キャンターでの走りも良くなっている。東京で連勝しているわけだし、左回りになるのもプラスだろうね」。復帰後では今回が最も状態、条件ともにいいのは間違いない。そんな素質馬の復活に向けて「金鯱賞(10年アーネストリー)は俺自身、前に勝ったことがあるから大丈夫、大丈夫(笑い)」と冗談交じりに自信を見せた腕利き厩務員。

 10年のアーネストリーは1番人気に応える王者の競馬だったが、今回は一転、ダークホースでの挑戦で強豪相手にひと泡吹かせる意気込みのようだ。