【弥生賞・血統調査】オブセッションは米競馬史を作ってきた名牝系の大物候補

2018年03月01日 21時32分

もう一頭のディープ産駒オブセッション

【弥生賞(日曜=3月4日、中山芝内2000メートル=3着までに4・15皐月賞優先出走権)血統調査】2歳王者ダノンプレミアムと東スポ杯2歳Sを制したワグネリアン。弥生賞は3戦無敗のディープインパクト産駒2頭の対決が話題を集めるが、もう一頭のディープ産駒オブセッションも注目される。

 こちらも2戦2勝と負け知らず。前走のシクラメン賞では出遅れながら、最後1ハロンだけで評判馬ダノンフォーチュンに4馬身もの差をつける圧巻の勝ちっぷり。しかも、レコードタイムのおまけつきだった。

 母パーシステントリー(父スモークグラッケン)は米GIパーソナルエンサインS(ダート10ハロン)の勝ち馬。祖母ジャストリワードは米1勝ながら、孫にGIスターレットS・2着のステイズインヴェガスがいる。そして曽祖母ヘヴンリープライズはフリゼットS、アラバマSなどGI・8勝を挙げ、米3歳牝馬チャンピオンに輝いた歴史的名牝。繁殖としてもハリウッドダービーなどGI・2勝のグッドリワードを産んだ。

 さらに4代母オーホワットアダンスからはGIメイトロンHのオーホワットアウィンドフォールが、5代母ブライティからはBCスプリントなどGI・3勝のダンシングスプリー、ヘムステッドHのファンタスティックファインド、バレリーナHのファーロウと3頭ものGI馬が出る。まさに米国の歴史をつくってきた名牝系のひとつと言える。

 オブセッションには全兄姉が3頭いるが、パーシーズベスト=紫苑S・4着が目立つ程度で、ほかの2頭は未勝利に終わった。待望の大物候補の誕生だ。