史上初!元日本調教馬が豪GIでワンツー! 初戴冠ブレイブスマッシュは種牡馬入り大前進

2018年03月01日 21時30分

15年サウジアラビアロイヤルカップ優勝時のブレイブスマッシュ

【TPC秋山響の海外競馬解析】24日に豪ビクトリア州のコーフィールド競馬場で行われたGIフューチュリティS(芝1400メートル)は3番手から残り100メートルで抜け出したブレイブスマッシュ(牡5=父トーセンファントム)が優勝。中団から追い上げたトーセンスターダム(牡7=父ディープインパクト)が3/4馬身差の2着。史上初めて元日本調教馬がGIでワンツーフィニッシュを決めた。

 この2頭はともに、オーストラリアンブラッドストックにトレードされて、ビクトリア州のメトロポリタン(主要競馬)におけるチャンピオントレーナーにここ4シーズン続けて輝くダレン・ウィアー厩舎に移籍。

 トーセンスターダムはすでに昨年10月にGIトゥーラックH(芝1600メートル)、11月にはGIエミレーツS(芝2000メートル)を制して一足先にビッグタイトルを手にしていたが、ブレイブスマッシュはこれまで10月のジ・エベレスト(芝の世界最高賞金レース)で3着、前走のGI・CFオーアSも直線で進路を失い、猛追及ばずの3着と大舞台では善戦止まり。これがうれしいGI初制覇となり、種牡馬入りへの道も大きく開けた(トーセンスターダムは今シーズン終了後、ビクトリア州のウッドサイドパークスタッドで供用開始予定)。

 ブレイブスマッシュの今シーズンの目標は4月7日のGIドンカスターマイル(ランドウィック競馬場・芝1600メートル)。その前に種牡馬価値をより高めるため、3月10日のGIニューマーケットH(フレミントン競馬場・芝1200メートル)を使う可能性もあるようだ。

 なお、トーセンスターダムの次走は3月17日のGIIIブレイミーS(フレミントン競馬場・芝1600メートル)の予定だ。