【3歳クラシック指数】たけし命名キタノコマンドール 連勝で牡馬4位タイ「78」 福永「久々に“これは”って感触を持ったよ」

2018年02月27日 21時31分

【3歳クラシック指数】

★すみれS(25日、阪神芝内2200メートル)=少頭数のオープン特別で、ダービーへのイメージがしにくい内回り。本来なら「クラシック指数」が大きく動くレースではないのだが、今年の勝ち馬キタノコマンドール(池江)はちょっとモノが違うかもしれない。

 4コーナー手前で仕掛けられた瞬間の反応の速さは、父ディープインパクトをほうふつさせるほどの衝撃。騎乗していた福永も同様の感覚だったようで、「目の前のクリストフ(ルメール=コズミックフォース)がなかなか動いてくれなかったから、仕掛けていったんだけど、“目の覚めるような”と表現したいくらいの脚だった。あそこは一番ペースが上がるところで、本来は厳しいはずなんだけどね。久々に“これは”って感触を持ったよ」。

 なおも鞍上の賛辞は続き、「抜け出して内にモタれるような面も見せていたから、左回りの方がベターだと思う。とにかくデビュー戦から今回への変わりっぷりがものすごくて、調教で乗ったときよりも実戦の方が良く感じるし、距離も延びた方がいいだろうね」。

 そのコメントを集約すれば、最大目標はおのずと見えてくる。負かした相手のレベル(2着ケイティクレバー、5着コズミックフォースとも戦前の指数は74)を考えれば、最低でも指数76? いや、急激な成長とインパクト大の勝ちっぷりを加味すれば、トップグループをうかがう指数78でも異論はないはずだ。

★水仙賞(24日、中山芝外2200メートル)=牝馬のロサグラウカ(尾関)が新馬戦に続き、無傷の連勝を果たした。「調教で乗って状態がいいのは分かっていたので、自信を持って臨んだ。スタートが良く、いい位置が取れたし、最後の直線は、今後のことを考えて内へ。それでもしっかり伸びてくれた。楽しみな馬ですね」と石橋。休み明け&昇級戦をあっさりクリアするあたりはかなりの好センスの持ち主。ただ数字面の裏付けがなく、メンバーに恵まれた面も否定できない。今後は「オークス路線へ」と尾関調教師。次走が試金石となる。

★500万下・牝馬限定(25日、中山芝内1800メートル)=メサルティム(荒川)も休養を挟んでの連勝。4角を回ってすぐに先頭に立ちながら、ゴール前ではジョッキーが後ろを確認する余裕があった。「早めに動いていったけど、長くいい脚を使ってくれた」とは騎乗した内田博。次走は未定ながら、こちらも今後ランク入りがありそうな素質馬だ。