
引退を表明した安藤勝己(52=栗東・フリー)が30日、栗東トレセンで引退会見を開いた。2003年に笠松から中央に移籍し、10年間でJRA・GⅠ通算22勝を挙げた名手の一問一答は以下の通り。
——引退を決断した時期、理由は
安藤:昨年の春先から徐々に体が硬くなり、馬とうまくコンタクトを取れないようになってきた。自分のイメージ通りの競馬ができない以上、ファンや関係者のためにも辞めた方がいいと考えた。明日(31日)、免許を返上します。
——現在の心境
安藤:騎手としてやり残したことはないし、さっぱりしている。でもさみしくないと言えば嘘になるね。
——思い出のレース、馬は
安藤:ビリーヴの高松宮記念(03年)。中央に来て最初に勝ったGⅠだね。04年のダービーを勝ったキングカメハメハは、いつでも安心して乗っていられた馬。ダイワスカーレットは素晴らしいスピードが印象的だった。
——松田国調教師からは「スカーレットの子に乗ってほしかった」との言葉があった
安藤:(乗せてもらったにしても)いいパフォーマンスができるという自信がなくなったので…。
——笠松時代の思い出の馬は
安藤:フェートノーザンだね。大井や北海道に一緒に行って、何か月も過ごしたよ。
——オグリキャップについて
安藤:デビューしたころはみすぼらしい馬だなあと思っていた(笑い)。そしたら日に日にたくましくなって。すごい成長力だった。中央に移籍してからも、オグリのレースだけは見ていたよ。
——今後は
安藤:特にプランはないし、調教師や調教助手になるつもりはない。ただ競馬は好きだし、ファンに競馬のよさを伝える仕事ができれば。しゃべるのは苦手だけどね(笑い)。











