【京都記念】レイデオロ藤沢和調教師「ダービー初Vまで30年」の理由

2018年02月08日 21時33分

レイデオロの調教シーン。左後方が見守る藤沢和調教師(撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】昨年の日本ダービーを制したのはレイデオロ。管理する藤沢和雄調教師にとっては開業30年目にして、初めての日本ダービー制覇だった。

 藤沢和師は過去にリーディングトレーナーとなること12回。シンボリクリスエスによる天皇賞(秋)、有馬記念両レースの連覇、ゼンノロブロイによる天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念の3連勝、3歳馬バブルガムフェローによる天皇賞(秋)制覇に、タイキシャトルでは国内GIはもちろんフランスのGIジャックルマロワ賞優勝などなど、多くの大レースを制した。

 レイデオロがダービーに挑む1週前にはソウルスターリングでオークスを優勝。実にこれが史上2人目のJRA重賞100勝目だった。

 そんな伯楽だが、開業2年目にロンドンボーイで挑んだダービーを惨敗すると「この時期の若駒に東京の2400メートルは厳しい」と判断。その後、しばらくは出走馬を送り込まなかった。

 結局、時代の変化とともに再び挑戦するまでに13年を要した。だから藤沢和師は30年間勝てなかったわけではない。挑まなかった時期が長かっただけなのである。

 ちなみに調教師になる以前、調教助手時代にはカツトップエースとシンボリルドルフの2頭のダービー馬を育てている。

 今週末の京都記念(日曜=11日、京都芝外2200メートル)に出走するダービー馬レイデオロの走りに期待!!