【3歳クラシック指数】きさらぎ賞1&2着馬を同じ「76」にした理由

2018年02月07日 21時30分

【3歳クラシック指数】

★きさらぎ賞(4日、京都芝外1800メートル)=サトノフェイバー(南井)が逃げ切りを決め、スローを察知して早めに動いたグローリーヴェイズ(尾関)がハナ差の2着。前残り決着は見た目に派手さがなく、着差もわずかでは“印象点”こそ上げにくいが、1000メートル通過61秒3→勝ち時計1分48秒8という内容は、前週の古馬1600万下・飛鳥S(61秒4→1分48秒2)との比較で意外に悪くはない。上位2頭は揃って指数76でランクインさせる。

 年明けの京都連続開催は馬場の適性差が出やすく、父がディープインパクトで、馬体もコンパクトなグローリーヴェイズの方が不向きだった。2着に敗れても同じ指数を与えたのは、舞台替わりでの上積みを考えてのものだ。
 
 一方、デイリー杯2歳Sの2着で指数76を獲得していたカツジ(池添兼)だが、14キロ増の馬体が影響した面があったにしても、伸びきれずの5着止まりでは…。母がスプリンターのメリッサであることも考えれば、さらに距離が延長されるクラシックでは微妙な存在に。指数は73に後退させる。

★エルフィンS(3日、京都芝外1600メートル)=中団から差し切りを決めたレッドサクヤ(藤原英)の2勝目は貴重なオープン特別。賞金的に桜花賞の出走権はほぼ獲得したといっていいだろう。ただし重賞レベルで勝ち負けできるほどの決め手を持っているかとなると…。実際、前々走の赤松賞(4着)、前走の500万下平場(2着)ともに完全な切れ負け。牡馬、牝馬の違いこそあるが、前走で先着を許したインディチャンプの指数が72ならば、この馬のそれも72が妥当なところ。

★ゆりかもめ賞(4日、東京芝2400メートル)=ブラストワンピース(牡・大竹)が4馬身差で圧勝。初戦から600メートルの距離延長となったが、道中は後方から折り合いスムーズに追走し、直線では次位に0秒9差をつける圧倒的な決め手(上がり34秒0)を披露した。ここでは力が一枚も二枚も違った印象だ。ダービーと同じ舞台でこの勝ちっぷりなら、クラシックのダークホースになる可能性を秘めており、指数76で新たにランクインさせる。

★春菜賞(3日、東京芝1400メートル)=2番手につけたアルモニカ(西村)がラスト1ハロンで先頭に立ち、押し切った。枠順、展開と、すべてがうまくいった感もあるだけに、ランクインは見送るが、折り合いを欠いたファンタジーS(7着)から、メンタル面の成長を示した2勝目と言えるだろう。