オルフェ、ジェンティル、ゴールド「3強宝塚激突」は実現するか

2013年01月29日 15時35分

ゴールドシップの須貝尚介調教師(左)とジェンティルドンナの石坂正調教師(右)

 2012年度JRA賞の授賞式及び受賞記念パーティーが28日、都内のザ・プリンスパークタワー東京に関係者約600人を集めて行われた。

 

 この日の主役は3歳牝馬として史上初の年度代表馬に輝いたジェンティルドンナ(牝4・石坂=最優秀3歳牝馬とのダブル受賞)。同馬は13年始動戦のGⅠドバイシーマクラシック(3月30日=メイダン芝2410メートル)に向け、31日に放牧先のノーザンファームしがらきから帰厩するが、席上、石坂調教師は「ドバイに全力投球」と宣言。“ドバイ後”のローテに関しては白紙を強調した。

 

 注目されるオルフェーヴルとの再戦はGⅠ宝塚記念(6月23日=阪神芝内2200メートル)が有力だが、明言はしなかった。秋の仏GⅠ凱旋門賞(10月6日=ロンシャン芝2400メートル)の挑戦に関しても「選択肢としてはある」と慎重な言い回しに終始した。

 

 一方のオルフェーヴルはGⅡ大阪杯(3月31日=阪神芝内2000メートル)で始動し、宝塚記念を予定しているが、間にGⅠ天皇賞・春(4月28日=京都芝外3200メートル)を挟むかは微妙な状態。また春は池添の続投が決まっているものの、最大目標に掲げる凱旋門賞の鞍上は未定。サンデーレーシングの吉田俊介代表は「決まるのは宝塚記念後。(池添とのコンビは)有力な選択肢のひとつだし、(フランス遠征して腕を磨く)意気込みは感じている」。

 

 最優秀3歳牡馬ゴールドシップは、春はGⅡ阪神大賞典(3月17日=阪神芝内3000メートル)→天皇賞・春→宝塚記念のローテが確定済み。須貝調教師は「4歳の今年は日本で走らせたい。古馬としてどれだけ走れるかで(先のことを)決めたい」。ジェンティルドンナを含めた宝塚記念での3頭激突については、「ファンに夢と感動を与えるのが僕たちの仕事。ビッグレースで実現すれば名誉なこと」と歓迎した。