【東京新聞杯】1番人気10連敗中…ならグイグイ上昇ディバインコードの出番だ!

2018年02月02日 21時02分

激走条件が揃った?ディバインコード

【東京新聞杯(日曜=4日)得ダネ情報】GIII「東京新聞杯」の舞台は“フェア”で知られる東京芝1600メートルなのだが、1番人気は目下10連敗中…。2008年の254万3450円を筆頭に、過去10年で3連単10万円超えが4回と、桁違いに波乱傾向の強い重賞だ。時期的に調整が難しく、かつ馬場が悪化しやすいことが、その要因か。そんな不安要素とは無縁の穴馬が得ダネ班の捜査線上に浮上した。

「使いたいレース」に出走してこそ、能力は存分に発揮されるものだが、一方で次善の策が功を奏すことも決して少なくはない。その最たる例がクロフネだ。01年天皇賞・秋への出走を予定していたが、“開放元年”だった当時は外国産馬の出走枠は2頭まで。アグネスデジタル、メイショウドトウがその枠を埋め、クロフネはGIタイトルがありながら、除外の憂き目に。しかし、天皇賞前日の武蔵野Sに回るや、初ダートにもかかわらず1秒4差の大楽勝。続くJCダートも制し、一気に砂路線の頂点に立った。

 前振りが長くなったが、本題は東京新聞杯にエントリーしているディバインコードだ。先週のシルクロードS(京都芝内1200メートル)に、鞍上・浜中で予定していたが、出走馬決定順20位で、除外の憂き目に。その経緯を踏まえれば、スライド出走は“やむを得ず”となるが…。「短距離での押し切りを狙ってはいたけどね。東京のマイルでも、まったく問題はない」と管理する栗田博調教師に悲観の色はない。

 その理由のひとつが調整面。3ちゃくに終わった昨年12月9日のリゲルS後は短期放牧を挟んでの仕上げ。「先週の時点でほぼ仕上がっていたとはいえ、1週間の猶予ができて、より整えやすくなった」

 次にメンバー構成だ。「ウチのが3着に負かした馬が人気になるようなら」と“モノサシ”に挙げられたのはグレーターロンドン。ディセンバーSでは、同じく栗田博キュウ舎のマイネルハニーの0秒3差3着に屈した馬が1番人気候補なら…というわけだ。

 さらには空模様が、指揮官の手応えをより大きなものにしている。マイネルハニーは先週、稍重馬場で行われた白富士Sを勝利。今週もまた雪予報が出ており、パンパンの良馬場は望めそうもない。ディバインコードの父はマイネルハニーと同じマツリダゴッホ。そして母ツーデイズノーチスは不良馬場の09年アネモネSを制した道悪巧者となれば、期待が膨らむのも当然だろう。「頭の高い走法からも、道悪は上手なんじゃないか。他が苦にするようなら…」

 決め手をそがれる有力馬を尻目に、ディバインコードが重賞初制覇を成し遂げる可能性は、決して低くはないだろう。