【写真で振り返るJRA2017年】JRA“力戦”部門のベストバウト

2017年12月30日 16時01分

天皇賞・秋のキタサンブラック(左手前)

 2017年のJRAを象徴する写真をピックアップ、激動の12か月を回顧する。

 2017年後半は週末大雨のパターンが目立った。JRA・GIも秋華賞、菊花賞と目玉レースが軒並み悪天候にたたられたが、よりひどい馬場になったのが、10月29日に東京で行われた秋の天皇賞。レコードタイムにプラス12秒という、水中を走るような競馬になった。

 一方で、レースは馬場の悪さで落ち込んだファンのテンションを引き戻す大激戦。出遅れた王者キタサンブラックが、鞍上・武豊のマジック&ワープ騎乗に導かれて直線先頭。サトノクラウンの追撃を押し返し、格闘技のような戦いを制した。

 写真は当時のゴール前を正面から写したもの。どの馬も泥田のような馬場に脚を取られ重心がグラついている。騎手もその影響を受け、斜めになりながら馬を追っている。走った当事者には大変な戦いだったろうが、JRA“力戦”部門のベストバウトだったことは間違いない。