【朝日杯FS】ダノンプレミアム 中内田調教師が明かした「強さの秘密」

2017年12月15日 21時02分

若々しい中内田調教師(左)と爽やかにツーショットを決める稲富

【朝日杯フューチュリティステークス(日曜=17日、阪神芝外1600メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。今週の栗東トレセンは、めちゃくちゃ寒くて。遠くからでも確認できる、でっかい温度計を見たら“マイナス0度”って…。なおさら震えてしまいました。

「プラスでもマイナスでもないから、0度なんじゃないんかい!」

 そんな驚きよりも、寒さが上回るといいますか、とにかく、ひたすら震えていました(大事なことは2回言うタイプ)。

 いやあ~やっと栗東が本気出してきたなぁ(冬場にトレセンに行った人には伝わると思います)。というか、全国的に気温が低いみたいですね。大雪のところもあるそうですし…。皆さん、体調など崩されないよう気をつけてくださいね。もう崩しかけてる私が言うのもなんですけど。てへ。

 さて今週は2歳の男の子たちの戦い、朝日杯フューチュリティステークス(文字にすると書けるけど、言葉にしたら毎回“かむ”だろうな…)。競馬週刊誌などを見ると、目が回りそうなほど◎がいっぱい付いているのがダノンプレミアムです。前走のサウジアラビアロイヤルカップ(こっちはフルでカタカナにしなくていいんだけど…)をレコード勝ちやもんなぁ。これは管理する中内田先生を直撃するしかありませんな。ダノンプレミアムの強さの秘密を教えてくださいっ。

「いい位置につけられて、抜け出す脚もしっかりしている。競馬センスがあるっていうのかな。そういうところがこの子の強みだと思います。もちろん、まだチャカチャカと子供っぽいところもありますが、人の指示には従ってくれますから。賢い馬なんでしょうね」

 2歳にしてこの信頼感…。そりゃ連勝するわけですわ。課題は何もないようにも見えますが…。

「GIの今回は相手も強くなりますから、そのあたりにどう対応してくれるかですね。順調にきていて、いい状態で送り出せるのは間違いないと思います。ここもセンスのいい競馬をしてくれるはずですし、いい結果を求めたいですね」

 くぅ、ワクワクが止まらないっ。これはもう本命に決ま…いやいや、ここで取材を終えるわけにはいかないぞ。穴っぽい馬がいっぱいいますから(例によって週末まで予想は引っ張らしてもらいやす)。

 特に気になるのが清水久厩舎の2頭です。

 まずはカシアス。前走の京王杯2歳Sではタワーオブロンドンの2着。清水久先生はどう見てますか?

「休み明けにしては、よく頑張ってくれました。先週は浜中くんに乗ってもらい、“京王杯の時よりもいい”と言ってもらえましたから。上積みは見込めると思います」

 わぉ! 先生はどのあたりが良くなった、と。

「精神面での成長が見られますよね。北海道にいたときはチャカチャカと無駄な動きが多かったけど、最近はそういうところも見られなくなってきましたから。マイルに対応できるように普段から長めを乗ったり、他の馬を前に置いたりと、工夫した調教をしています。その成果が出るといいですね」

 ふむふむ。距離をクリアできれば…先々も楽しみになりますなぁ~。中1週で挑むヒシコスマーの状態はいかがですか?

「馬の様子を見て、疲れていたら無理に使わなくてもいいかなと思っていたんです。それが万両賞を勝った後も、すぐに乗り出せたくらい、元気いっぱいでしたので出走することに。こちらは折り合いの心配がないので距離は大丈夫。ゆくゆくは1800、2000メートル…と距離を延ばしていこうと考えてるくらいです」

 こちらも楽しみすぎて震えてきた…って、なんか震えすぎのような…。お家でバッタリ倒れないように、私も週末に向けて体調調整頑張るぞ! 若い子たちには負けへんで!

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。