【朝日杯FS】タワーオブロンドン 阪神外回りでモノをいう瞬発力で無敗馬を逆転だ!

2017年12月15日 21時00分

【朝日杯フューチュリティステークス(日曜=17日、阪神芝外1600メートル)新バージョンアップ作戦】12・28ホープフルSが今年GIに昇格したことで、2歳牡馬のマイル王決定戦の様相を呈してきた第69回朝日杯フューチュリティS。唯一の無敗馬ダノンプレミアムに注目が集まる中、新VU作戦の明石尚典記者が主役に指名したのはタワーオブロンドン。○◎△で仕留めた阪神JF(3連単8560円)に続いて2歳GI連勝を狙う。

 先週の阪神JFのVタイムは1分34秒3。目を引く走破時計が見当たらなかった今年の2歳牝馬でも34秒台前半を叩き出せる馬場レベルなら、想定Vタイムは昨年の1分35秒4から大きくジャンプアップ。阪神移設後の朝日杯FS最速記録(15年リオンディーズ=1分34秒4)更新も十分視野に入ってくる。

 Vタイムが速くなればなるほど、絶対能力で劣る馬からふるいにかけられるのが道理。想定通りの高速決着になれば、紛れの生じる可能性もグンと下がる。となれば、無理な穴狙いは禁物。現実路線をひた走るのが最善の策と言えよう。

 今年の注目度ナンバーワンはサウジアラビアRCでマイル1分33秒0の快レコードを叩き出したダノンプレミアム。能力の高さは言わずもがなだが、唯一気掛かりなのは最速マークなしの上がりデータ。瞬発力が何よりモノをいう阪神外回りなら、◎タワーオブロンドンで逆転のシーンを描いてみる。

 ステップに選んだ京王杯2歳SのVタイムは、昨年のモンドキャンノとピタリ一致の7ハロン=1分21秒9(別表参照)。同馬が本番で2着止まりでは王座には届かない、と考えるのは早計に失する。同じ日の古馬準オープン・ノベンバーS(10ハロン)のVタイムは、昨年の1分59秒9に対して今年が2分00秒9。時計ひとつ分遅い馬場レベルでの同タイムマークなら、どちらの価値が上かは一目瞭然だ。

 3ハロン→5ハロン通過がともに0秒3差とほぼ同じ道中ラップで推移しながら、自身上がりはモンドキャンノを大きく上回る33秒2。2頭の重賞ウイナー(2着カシアス&3着アサクサゲンキ)を置き去りにした瞬発力は、数字の上でもインパクトが大きい。早め先頭で押し切りを図るダノンプレミアムにゴール前で襲い掛かるタワーオブロンドン。阪神外回りにふさわしい“後門の狼”の一撃が今年も見られそうだ。