【天皇賞・秋】キタサンブラック 併入も宝塚記念惨敗の不安一掃「何の不安もない」

2017年10月25日 21時03分

【天皇賞・秋(日曜=29日、東京芝2000メートル)注目馬25日最終追い切り:栗東】レース1か月前に帰厩して調整するのがキタサンブラック(写真手前)のパターンだが、今回は2週間前倒しして中間は併せ馬を7本消化。入念に調教を重ねてきた。

 この日はウッドコースで調教パートナーの黒岩(レースは武豊)を背にヒシコスマー(2歳新馬)と6ハロンから併せ馬。3馬身ほど追走してのスタートだったが、僚馬が新馬とあって雨でぬかるんで力のいる馬場で道中のペースはなかなか上がらず。終始相手に合わせての内容で、6ハロン84・1―39・8―13・1秒で併入…時計は平凡だったが、遅いペースでも折り合って最後まで気を抜かずに走れていたのは好感が持てる。

 黒岩騎手「併せた相手が新馬でフワフワして3角から肩ムチが入っていましたからね。早めに抜け出しても…と思って時計は遅くなったけど(キャンターへの)下ろしがけでグッとハミを取ってくれていたし、雰囲気は良かったです。宝塚記念(9着)のときは天皇賞で燃焼し過ぎた感じでエネルギーが足りない感じだったけど、今は前向きさもいいかげんできている」

 清水久調教師「どんな距離でも結果を出している馬で久々も苦にしないタイプ。ここを目標に逆算して調整して本数はしっかりこなしてきて速い時計も出ています。馬場が悪くなっても気にはしていませんし、何の不安もありません」

 先日、年内3戦での引退→来春の種牡馬入りが発表されただけに…秋初戦で天皇賞・春秋連覇を達成して、現役最強を改めて誇示したい。