兄に追いつけ追い越せ!南関の注目株・山本聡紀

2013年01月18日 09時00分

 2012NARグランプリ優秀新人騎手賞は52勝を挙げたホッカイドウ競馬の阿部龍騎手が受賞したが、南関東の同期では山本聡紀騎手(20)が大きな注目を集めている。

 兄は岩手リーディングのベスト5に名を連ねる政聡、聡哉。その影響を受けて飛び込んだ世界だが、自身は初騎乗Vの華々しいデビューを飾り、昨年168戦15勝2着9回。新人離れした手綱さばきを見せており、今や兄に負けず劣らず将来を嘱望される存在だ。

「思った以上に勝てたと思う。みんなが乗せてくれたし、先生(所属の佐藤賢二調教師)にも感謝しています。でも、いい位置につけられなくて馬の能力を出せなかったレースがあるし、あと3~4つは勝てた気がします」と反省も忘れない。

 立ちはだかる“2年目のジンクス”もどこ吹く風で、前回の地元・船橋開催は4勝の固め打ち。その輝きは増すばかりだが「自分にプレッシャーをかけていいことはないですから、気楽に頑張ります。今年の目標はフェアに乗って、15勝を超えるつもりで。追い込む迫力を出すのがこれからの課題なので、たくさん乗って研究したいです」と山本。どこまで勝ち星を伸ばせるか、楽しみだ。